体育嫌いな子が増える理由

おはようございます、わんこふです。
今日は "体育嫌いな子が増える理由" について、わんこふが考えていることを話します。

まず自分の話からすると、身体を動かすのは好きなんですが、体育のマット運動はすごく嫌いでした。マットの上で回転系の技とか倒立系の技をするやつです。

マット運動がある日は朝から憂鬱で、技が失敗したら首の骨が折れるんじゃないかと心配していました。また、みんなの前で技をいくつか披露して点数をつけるという制度も苦痛でした。

こうやって体育が苦手・嫌いという意識がより強くなっていき、体育嫌いな子が増えていくんじゃないかと思うんですが、こうした事が起こる根本的な原因はこれじゃないかなというのを最近思いつきました。

おそらく「体育が好き・得意な人が体育の先生になるから、体育が嫌い・苦手な子の気持ちを十分に理解していない」というのが体育嫌いな子を増やす根本的な原因だと思います。

体育の先生をやっている人で、体育のある日に朝から憂鬱になったり、体育の時間に他の子とは別メニューで簡単な技の練習をしていた人はかなり少ないでしょう。

だから体育嫌いな子がどんなことが嫌なのか、プライドが傷つくのかがあまり理解できていないんじゃないかと思います。

もちろんこれは体育に限った話ではなくて、いわゆる5教科(英語・国語・数学・理科・社会)などでも同じです。

最近「ケーキの切れない非行少年たち」という漫画を読んでいて、知能境界の子はみんなが当たり前にできる事ができずに苦痛を味わっていたんじゃないかと思うようになりました。

「知能境界」というのは、知能指数(IQ)で「知的障害」とされる部分と平均的とされる部分の境い目にあたるところです。

そして、教職に就くような人は倍率が高い教員採用試験をパスしてきた人たちなので、知能指数の分布で言うと平均的以上の人がほとんどでしょう。

もちろん特別支援を専攻していた先生は理解があるかもしれませんが、果たして一般の先生がどれほど知能境界の子に理解があるかは疑問に感じます。

正直言って、体育でお手本の技を見せるとか、5教科を教えるとかは動画教材で十分できると思います。つまり、体育が得意な人とか、勉強が得意な人が教えなくていいんです(そもそも出来る子は先生が教えなくても自習できます)。

むしろ自分が学生だったときに体育ができなかった、勉強が苦手だったという人が現場でフォローアップする役割を担った方がいいんじゃないでしょうか。その方が出来ない子の気持ちを理解できると思います。

以上、わんこふの日記でした🐾

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