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子供をわいせつ被害から守るための無犯罪証明書について

@ニュース分析

・ニュース要約
子供をわいせつ被害から守るため、公的機関が発行する「無犯罪証明書」を就業先に提出させることを想定し、政策づくりを進める。

今回のニュースにある「無犯罪証明書」の導入に私は賛成です。なぜなら、性犯罪は他の犯罪と比べて再犯率が高く、過去に児童わいせつ等の性犯罪歴がある人は子供と関わる職に就くべきではないと思うからです。

性犯罪再犯率は13.9%であり,全再犯ありの者のうちの67.4%を占めていた
平成27年版 犯罪白書 ~性犯罪者の実態と再犯防止~

元々イギリスにはDBSという犯罪歴管理システムがあり、職につく際にはDBSで必要な書類を発行していました。その仕組みを真似て、日本版DBSをつくり、職に着く際にはそこで「無犯罪証明書」を発行するようになるのだと思います。ちなみにアメリカや韓国では性犯罪者にGPSの装着させるなど、さらに過激な対策をおこなっています。

ただし、無犯罪証明書の導入にあたって心配な点もあります。それは「性加害者の社会復帰」です。なぜなら、過去の犯罪歴が流出してネット上で晒されたり、あらゆる職で無犯罪証明書が求められたら性加害者の社会復帰はかなり難しくなるからです。そうなると犯罪歴のある人は社会から孤立し、逆に再犯率が上がる可能性すらあります。

そうならないようにするためにも、犯罪歴の管理データは絶対に本人しかアクセスできないようにして、就職などの際に提出された犯罪証明書は本来の目的以外には使わないというルールを徹底する必要があります。また、無犯罪証明書を提出させるのは子供に関わる職などの一部に限定するべきです。

再犯を防止することは大切ですが、それと同時に犯罪歴のある人が社会復帰できる場所をつくることも非常に大切だと思います。

@わんこふの日記

今日は目黒区の「寄生虫館」と「自然教育園」という場所に行ってきました。

「寄生虫館」には人間に寄生するもの、牛や豚に寄生するもの、魚やウミガメに寄生するものなどありとあらゆる寄生虫が展示されており、圧倒されました。よくもまぁこんなに集めたもんだと思います。とはいえ現在も日本にいて、かつ人にとって有害な寄生虫はアニサキスやエキノコックスなど極一部なのでそれほど神経質になる必要はありません。気をつけるべきことがあるとすれば

  • 肉は基本的に加熱する。

  • 魚を生で食べる時はアニサキスなどの寄生虫がついていないか確認する。

  • 子供を猫のフンがたくさん落ちている砂場で遊ばせない。そして手洗いうがいを徹底させる。

といったところでしょうか。ちなみに魚の中でもサバ(特に〆さば)はアニサキスがいる可能性が高いので気をつけた方がいいです。

「自然教育園」は室町時代に白金長者と呼ばれる豪族が館を構えたのがはじまりで、今でも外敵を防ぐために作られた土塁が残っています。また、1950年頃まではマツ林が主体だったようですが、現在では園のスタッフが下草刈りなどの手入れをしてきたお陰で落葉樹(ウワズミザクラなど)や常緑樹(スダジイなど)がかなり育ってきています。

東京の中にある森はちょっと不思議な感じでしたが、土や池の独特な匂いに包まれて小学生の頃を思い出しました。ちなみに個人的に一番好きだった植物は「ヤマブキ」で、緑の中に咲く鮮やかな黄色に目を奪われました。

自然教育園のヤマブキ

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