最新のカメラは高い!オールドデジカメではだめなのか?という話
一眼レフ・ミラーレスといったレンズ交換式カメラはスマートフォンのカメラとは違った写真を撮ることができます。
しかし、新品でカメラを買おうとするとエントリー機でも10万円以上かかります。
また、スマートフォンのカメラと違った写真となると背景が大きくボケた写真が思い浮かびます。
こうしたボケ写真を撮るにはカメラとセットで付いてくるレンズでは難しいです。
ボケ写真を撮るには望遠レンズかF値の低い単焦点レンズが適していますがレンズを買うと出費がさらに大きくなるのでカメラを始めるハードルが高くなってしまいます。
オールドデジカメはどうなのか?
安く始めるには最適
デジタルカメラは機器の更新が速いので10年以上前のデジカメは当時のハイアマチュア機であっても数万円程度で購入可能です。
2008年発売のハイアマチュア機のEOS5D mark2を所有しているのでこちらをもとにレビューしていきたいと思います。
EOS5D mark2は2024年5月現在カメラのキタムラで4万~5万円程度で売られています。
ボケ写真に向いた単焦点レンズもEF50mmf1.8STMならば新品でも2万円程度で購入可能できるので現行機を買うよりはだいぶお安く始められます。
画質も必要十分
EOS5D mark2の画素数は2110万画素あり当時としてはかなりの高画質。現在でも平均よりやや少ない程度なので画質としてはまだ現役として通じると思います。
また、フルサイズならではのダイナミックレンジの広さがあり、露光過多の白飛びと光量不足の黒つぶれがしにくい。
AF性能は低い
オートフォーカスは時代と共に性能の進化が著しいジャンルです。
EOS5D mark2のオートフォーカス性能は現在の水準でみるとかなり低く。特に日陰などで照度不足になるとオートフォーカスはほぼ使いものになりません。
動きものにも弱い
AF速度もさほど早いわけではなく連射枚数も少ないので、ドッグランで運動するワンコを撮影するのも難しいです。
まとめ
オールドデジカメは価格が安く、画質は現在でも充分通用します。
一方オートフォーカスや連射などは弱いので動きものの撮影は難しいかもしれませんが、寛いでいるワンコたちの撮影には十分な性能です。
ただ広いダイナミックレンジと特徴的な絵作りがあり独特の写真表現ができるメリットがあります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?