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悪い癖

またバンドの曲名?

そうです。ずっと大好きなバンドの曲。この間もライブに行ったよ。「恋人ができたんだ」って曲。失恋した直後に出会った。「奪ってしまった 奪われていった心 返してもう眠ろう」の歌詞が当時の私に1番刺さった。MVをみながらすごく泣いた。早く返してって思った。恋人ができたら自慢してやろうかと思った。今更私とのこと後悔しても遅いんだからね!って言ってやろうかと思った。この間、夕方から夜になるいわゆるエモい時間帯に彼とドライブをしながらマイヘアを聴いた。私がマイヘアを好きだからね。ランダムでかけていたら彼も知っている曲ばかりで、一緒に「恋人ができたんだ」を歌った。なんだかあの時を思い出して切なくなって、彼にもそういう人がいるのかなって考えた。彼は記憶力が異常にいいからこれまでのことを全て覚えているだろうけど、私でいっぱいで忘れればいいのにと思った。次に、一緒に「いつか結婚しても」を歌った。大好きな曲。きっと私と彼の考えていたことは同じだと思った。

ちょっと話がそれだけど。

突然だが、「かわいい」って言われた時に「ありがとう」って言えない。いつも「そんなことないよ」「かわいくないよ」と言ってしまう。そういうことを言うのが1番かわいくないのをもう私は知っているはずなのに、毎回同じようにせっかく褒めてくれた彼の言葉を否定してしまう。彼が「1番かわいい」「好き」と言っている私を、私が否定してしまうことで、彼の好きなものまで否定してることになっているのは分かっているのに。
マスクしてる方が自分に自信がつく。まあ皆だいたいそうか。目は割と気に入っているから。欲を言えば妹みたいなクリクリの目がよかったけどね。でも彼はマスクを取っている方が好きなんだって。私の顔が好きだからマスクで隠れちゃうのが嫌って言われた。なに言ってるんだろうと本気で思ったけど、彼も本気で言ってた。
理論は分かったけど自分のことになると「いやいや〜それはないって〜」と誤魔化してしまう。はやく自分で自分のことを認めたい。

私のことがすごく心配みたい。最初にそれを聞いた時は「嫉妬というか、そういうの気にするんだ」という気持ちと「信用されてないのかな」という気持ちの両方があった。前のnoteにも少し書いたけど、彼はまだ起こってないことを心配する。私は男の子の友達もほとんどいないし。ごはんや飲みに行くこともない。だからなにを心配しているのか分からないというのが正直なところではある。彼の中の私は1番かわいい大好きな彼女なので(自分で言うのもはずかしいがこれが事実)、もう心配で仕方ないみたい。交友関係を縛ってくることはもちろんないけど、男の子のいる集まりに行く場合は必ず迎えに来たいみたい。私は20歳だから、次の1月に同窓会と成人式がある。そのどちらも迎えに来てくれるらしい。最初は遠慮したし、来てくれることが嫌とかではないんだけど、私の予定に合わせて普段から生活してるからそれが心配になってしまった。でも彼は「おれが迎えに行きたいから行くんだよ」と言うから「じゃあいいか〜」となってしまった。高校の同窓会が昼過ぎからになったことも、中学の同窓会には行かないことにしたのも多分1番喜んでいるのは彼だと思う笑。

私ってかわいくもないし愛嬌もないから彼が心配することとは無縁だと思っていて、男の子よってこないと思うんだけどな。かわいいし愛嬌あるからその辺の男に話しかけられないか心配らしい。過保護すぎる。というか本当に同じ人間のこと話してるのかすら不安。さすがに心配しすぎじゃない?大丈夫だってば。信用は本当にしてるけど、男の方がなにしてくるか分からないじゃんと言われたけど、本当に信用してるのかなと少し疑ってしまう。私は彼のこと信用してるから飲み会だってさみしいけどなんにも言わないのに。それがちょっと気になる。

すぐに「大丈夫だよ」と言ってしまう。全然大丈夫ではないんだけどね。それが口癖みたいになっていて、自分でも気づかないうちに結構無理をしてる。気づいたら風邪をひいていたりかなり疲れていたり。そのたびに彼のことを心配させてしまっている。自己管理をできるようになりたいんだけど、「大丈夫だよ」が出てきてしまうんだよね。

「いつか結婚しても」
これから付き合っていく途中で色々あると思う。もしかしたら別れてしまうかもしれないけど、ずっとお互いが好きでい続けられて、もしもいつか結婚できたら、、、って私は考えてた。遠い遠い未来のことすぎて、なんにも考えられないんだけどね。とにかく今は一緒にいたいと思っている。だけど彼はきっと、私を手放すつもりはなくて今は結婚するまでの前段階だと思っている気がする。私がもしかしたら彼と結婚するかもしれないな、となんとなく思っているのに対して、彼は将来私と結婚することがもう自分の中で決まっていそう。将来を見据えている彼と、今しか見えてない私。違うはずなのに思っていることは同じだと、そんなふうに振舞ってしまうのが私の悪い癖。





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