私よりも私のことが好きな人
自分の顔に自信がない。他の人と比べても仕方ないのに勝手に落ち込んでしまう。「初めて見た時からかわいいと思った」といつも言ってくれる彼の言葉も、本心だとはわかっていても素直に受け止めることが出来ない。私なりに努力はしてるつもり。そして、好きな人にかわいいと思われてる。それでもう十分かもしれないけど、鏡や写真にうつる自分をかわいいともう少し思えるようになりたい。私のすっぴんも風呂上がりも寝起きも寝顔も全部かわいいと甘やかしてくれる彼。そんな事あるはずないと思っているけど、この間すごく嬉しいことを言ってくれた。
「これから先一緒に暮らすことになったらすっぴんを見ることが増えると思うけど、それでかわいいと思うことが減るんじゃなくて、すっぴんももちろんかわいいんだけどメイクしたらもっとかわいくてさらに好きになるだろうなって思う。すっぴんでもかわいいのにメイクする理由がわかった。」
こんな言葉が出てくるのが素敵だなと思ったし、もっともっとかわいくなって自分でも自信がつくようにしたいと思った。いつもありがとう。一緒にいるといつも楽しい。かわいいってたくさん言ってくれるから、自分のことも好きになれそうな気がするよ。
本当に大切にしてくれる。歩いてて人とぶつかりそうな時とかに手を引っ張ってくれたり、肩を引き寄せてくれたり。当たり前のことだよって言われるけど、それを当たり前に私に対してしてくれていることが嬉しい。どんな時でも手を繋いでる。せっかく隣にいるんだから手を握っていたいらしい。エスコートしてくれるのもそうだけど、風が吹いて乱れた髪を直してくれたり、ネックレスを付けてくれたりするところも好き。家では誰にも甘えられないから、彼といると甘えちゃう。そんな私のこともかわいいと言って甘やかしてくれてありがとうね。
クリスマスにプレゼントを交換する時。ホテルにチェックインして1度出かける予定だったので、戻ってきてから夜にプレゼント交換しようと話していた。ホテルに向かっている時に「プレゼント交換はほんとに夜にするの?」と言ってくるから、なにか不都合なことでもあるのかなと思っていた。そのあと部屋に着いてから「出かける時につけてほしいから今あげたい」となんだか少しはずかしそうに言ってきた。チェックインしたあとすぐに出かけるから上着なんて脱がないからねって豪語してたけど一瞬で約束を破って、すぐに抱きしめてきた。そんな姿がかわいかったので、「それならいま交換しちゃおう」って言った。彼からはネックレスをもらった。本当は数倍の値段がするいい物をくれようとしていたみたいだけど、金額設定があったから断念したらしい。私にそこまでしてくれようとしていたことを知って、フワフワとした気持ちになった。私からはマフラーと、就職祝いにネクタイをあげた。マフラーは出かける時にすぐにつけてくれた。ネクタイも「仕事の時ずっとつけるね」って言ってくれた。プレゼント交換のはずなのに、「うれしい」「ありがとう」って何回も言ってくれて、本当に喜びをかみ締めてるような顔をしていて、愛おしくなった。私もありがとうってたくさん言った。
言葉、行動、お金、時間。全てにおいて私のためにしてくれることが嬉しくて、こんなに大切にしてくれているんだから私も大切にしなきゃって思うし、もっともっとたくさんの思い出を作りたいと思う。「今から会う?」じゃなくて「今から会いたい」「会いに行っていい?」と言ってくれるところに救われている。
彼といる時が1番楽しい時間で、素でいられる。私のことをなんでも肯定的に話してくれるから自分のことも好きになれるし、疲れた時や苦しい時に誰にも会いたくない私が会いたいと思うほど、大きな存在になっている。
この間すごーく嫌なことがあって、今までの私なら1人で憂鬱になって我慢して終わってた。それなのに気づいたら彼に「今日電話したいかも」って言ってた。電話嫌いなのに。それよりも「話したい」「声が聞きたい」という気持ちが勝った自分にびっくりした。「もちろんしよう」「どうしたの?なにかあった?」って普段は電話したいなんて言わない私を心配してくれたけど、あんまり言いたくなくて「なんでもない」ってまたかわいくないこと言っちゃった。バイトが終わって帰ってる途中だった彼は「わかったよ」「電話できるようになったら言うね」って言ってくれた。いつもは日付が変わる頃にしていたから、あと2時間後くらいかな〜と呑気にしていた。そしたらすぐ「電話できるよ!」と来たからびっくり。私の様子がいつもと違うから速攻で準備してくれたみたい。それなのに「○○ちゃんが電話したいって言ってくれたからすぐかけるに決まってるでしょ」って言ってくれた。こういうところも好きなところのひとつ。
結局同じことばかり何度もnoteに書いているんだけどね、それは前も今も同じように彼が大切にしてくれているんだと思う。「どんどんかわいくなってるんだけど」「もう困るよ、大変」と言う彼のために、もっとかわいくなってやろうと思います。今年は今までで1番楽しかった。来年はもっと楽しいだろうし、楽しませるからね。
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