にっくき峠茶山
どうも。
田んぼを見て回るとイノシシに石垣の石を落とされていたり田んぼの中を歩き回られたりして〔何ヶ月かの労働を一晩で台無しにされる〕その都度「ぶっ殺してやりてえ」と地団駄を踏むのですが、夜道で道端にイノシシが出るとブレーキを踏んで通り過ぎるのを待ってあげてしまう高木です〔うりぼーかわいい〕
さて、叶迫びいきも良い加減にしろと、峠の茶山が怒ってますので、今日はそんな峠茶山のお茶について深掘りしてみようと思います。
〔お茶猛者の方、好きにして下さい〕
叶迫の茶山からみて山の谷を挟んだ真向かいにある峠茶山ですが〔巨乳の右の乳首と左の乳首みたいな関係性〕
こちらは叶迫とは打って変わって日当たりよし風通りよし、防霜ファン完備の茶山です。
叶迫と峠をうちでは隠と陽で表したりします。
日当たり良しの茶葉の特徴として香りと渋みが少ない事から甘みを感じやすいという事があります。
それを生かすべく、峠では自家製堆肥を施肥して旨味と甘みとまろやかさをいやらしくない感じで出すという栽培を心がけています。
施肥をしているといっても恐らく通常栽培に比べるとかなり少ないですが、松の葉酵素を使って分解させた米糠と油粕の一切無駄のない堆肥を施しています。
一年目、二年目と比較していくとやはり叶迫との違いがどんどん分かりやすくなってきたなあと思います。
叶迫は茶葉が努力した痕跡にスポットをあてて活かすというコンセプトで、峠は環境の恩恵をうけてならばその恩恵にさらにあやかりまっせというおぼっちゃまコンセプトです〔もっとかっこよく紹介してやれ〕
自分の中ではこの対照の茶山は人間の理性と欲望を表現していて、本質的な見解をするときにこれはどちらも大切な考え方で、欲望を押し殺して我慢我慢と生きる事も人間として不自然で、かといって好き勝手欲望に飛びついていっても醜い、バランスが大切です、というどちらも肯定していくという事を栽培法などで茶の味として表現できればと思っています〔こんな説法みたいな事を言いたくないから〕
我慢して何かを得る事も良い充実感を味わえるけど、酒飲んだ朝方のラーメンもこれまた最高なんですよね〔もう何年も味わってない〕
みたいなかんじです
とにもかくにも、たまたまこの対照的な茶山に巡り会えたことも運が良かったと思います。
そんな峠の茶山は
⚪︎煎茶 峠
⚪︎萎凋煎茶 峠 "いびき"
の2種類です。是非お楽しみくださいませ!
ありがとうございました。 高木
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