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ソンクラン3、ブータンについて(その4)

左の奥の方に雪山がみえる

4日目。朝7時に朝食を済ませ、ホテルをデッパツ。今回のツアーのたぶん目玉、タクツァン僧院へ向かう。前日までの工程で、周りの外国人観光客もどうやら同じような旅程になっているらしいことを妻と話していた。そもそも入国がツアーなしではできないのだし、旅程のしばりもあるのだろうか。実はバンコクのスワンナプーム空港に始まり、ほぼすべての目的地で見かけている日本人女性の方もいた。少しだけお話しもした。

タクツァン僧院は山のド中腹(というか岩壁)に建てられており、山の麓まで車で連れて行ってもらい、そこからガイドさんとハイキングとなる。休憩込みで往復6時間ほどとのことで我々は前日少しビビっていたが、ガイドさんとぽつぽつ話しながら、時には黙々と、時には景色を楽しみながらそんなに苦もなく登って下りてくることができた。気温的には、麓で長袖でちょうどいいくらい。加えて羽織るものと薄手のウィンドブレーカーで調節しながら登り下りしたのがよかった。妻の方は相当ヒーヒー言っていたけど。ガイドさんが荷物を代わりに持ってくれて、優しさに包まれた。

ウマ、我々は乗らなかった
ハイキングスタート地点
陽がまだ昇りきっていない
イヌ
休憩所からみた僧院
休憩所の食事スペースからみた僧院
もうすぐで着きます
見上げています
僧院入口です

山を下りてから最後に僧院をもう一つだけさらっと見て、ホテルに戻る。僧院では綺麗な花が何種類も咲いていて写真を撮りまくった。ホテルで休憩した後、街へ出てお土産をいくつか購入。陽が落ちてくる頃、車で移動して民家にお邪魔し石風呂へ入れてもらう。石風呂と聞いて、てっきり石でできた浴槽なのかと想像していたがそうではなく、木でできた浴槽の仕切られたとなりのスペースに加熱された石が投入されその熱で水を沸かすようなものだった。説明下手。浴槽にはヨモギも浮かんでおり、ハイキングの疲れがすっきり飛んでいくようだった。石風呂と同じ敷地のお宅で夕ご飯。アラというお酒ももらった。夕食後、1日目の昼に訪れたパロ・ゾンのライトアップされた姿を見て、ホテルに戻る。盛りだくさんの最後の夜に満足して眠る。

はな
はな2
はな3
はな4
はな5
自販機の中身はタイ製品だった
石風呂
向井理氏
アラ
ごはん
ダイニング
夜景

5日目最終日。もうタイへ戻るだけである。朝食後にホテルをチェック・アウトし、空港へ。ガイドさんとドライバーさんにお礼をして別れる。ガイドさんは最初から最後までたくさん説明をしてくれ、説明中に後からきた別のツアー客のガイドさんが説明を終えて抜かされることもあった。ドライバーさんは大きい体躯ながらあまりにも優しすぎて、運転席のドアがほぼ毎回半ドアになり閉めなおしていた。ふたりとも穏やかで静かな雰囲気がよかった。空港にチェック・インし、またお土産を少し調達して(ガイドさんから聞いていたとおり、空港の外も含めお菓子のお土産はほぼなかった)、帰途についた。

きれいなネコ
これドルックエアの機内の意匠にもなってる気が
マニ車まわってます
お尻から搭乗

タイに戻るとソンクランの水掛け祭り真っ最中で、道路は激混みだった。蒸し風呂のような気候。ともかく無事に帰ってこられてホッとした。

フロントガラスに水が飛んできているようす

おしまい。


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