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アンシーン

下書きにほったらかしにされていた記事を投稿ーーーーーーーーーーーーー

数週間前に土日で社員旅行に行ってきた。転職してしまう同僚のため、室内(およそ15名)で企画した送別旅行である。最初きいたときは驚いたが、ここ最近は新コロで飲み会や年一の社員旅行が全くなかったことの裏返しと考えると納得した。

朝は6時半にピックアップしてもらう。その後集合地点に向かってバスに乗り換え。チャンタブリー県の東側の河岸に着くと、そこから船に乗り今回の目的地であるロッジへ。このあたりには「ほにゃららホームステイ」という施設がたくさんある。川の上に建てられた木造の家屋が集合しており、団体の宿泊客が海鮮料理を食べたり、水遊びをしたりするらしい。このタイプの場所に泊まるのは初めてで、着いた時ある同僚が「これがアンシーンタイランド(unseen Thailand)だよ」みたいなことを言っていた。

ちなみに企画はタイスタッフがわちゃわちゃ話し合っていろいろ決めてくれている。私は主役でもないのに、それに乗っかるだけであった。みんなとても仲が良い。美しきかな(武者小路実篤)。

丸くなった猫ちゃん
宿泊施設、船着場と食堂の間

到着するとまず昼ごはん。ほぼすべて辛く、汗が吹き出た。

大量タイ料理

それからアクティビティタイム。爆音でタイ演歌?を流すイカダに乗り沖へ出る。6割くらいの人は部屋に残り、ボードゲームをやっていた。自由でよい。

ほどなくして浅瀬に辿り着き、二人乗りのボートや、サーフボードに乗って遊んだ。2時間ほどして部屋に戻り、夕食。カニの丸焼きや生牡蠣が出て、辛くなかったのでよく食べられた。それを終えると人狼的なゲームがはじまった。私はひどく眠かったため、2回ほど参加して眠った。

次の日の朝、タンブンをやると聞いていたので勇んで参加。結局私以外には3人ほどしか参加せず、ほかのみんなは爆睡していた。

みなさんタンブンのために集まっている
手を合わせます

タンブンを終え、ひとり散歩に繰り出し野良犬や建造中のお寺の写真を撮った。それから朝ごはんを食べて帰宅になるのだがこれからがひどかった。バスが待つ上流へと向かう船が岸を離れた瞬間に、ある室員が嘔吐。明らかに飲み過ぎだった。その後、船は復路の中途で2回エンジントラブルが起き、2回も別の船に乗り換えた。行きはスムーズだったのに。そしてなんとかバスに辿り着き、数時間かけて自分の住む街に戻ってきた。ここで腹部に違和感があり、バスが停まった傍のデパートのトイレに駆け込んだ。よくある下痢だとこの時はまだ思っていた。

つづく。

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