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最近の中国では若者が寝そべったりするらしいが、働いたら負けというムーブメントが起こるのは、なにかしら必要な事なんだろうと思う

中国の若者「タンピンは正義」、「横たわり族」が急増

■以前に紹介した、中国の「働いたら負け」的な価値観。「タンピン」主義なる言葉で最近は呼ばれている模様。

(前に書いたやつ)

しかし、「奮闘すること自体が一つの幸福であり、奮闘する人生こそが幸福な人生だ」とは、ずいぶんマッチョだ。日本でも、ビジネスYoutuberめいたカルチャーの中では「秒で動く」ことがよしとされてたりと、成功者のマッチョな声というのは、多かれ少なかれどこの国でも同じなのだろう。

個人的には、そういうマッチョな価値観には、ついていけないほうが普通だろうと思うわけだが、じゃあどうして、そういう「奮闘」を良しとするものをウソ臭いと思うのかと言われると、実は自分でも良くわからない。さらに言えば、じゃあおまえは寝そべってストレスなく暮らしているのかと言われるとまあ、実際はそういうわけでもなかったりするわけで。。。

でも、どちらかと言えば、エラくなりたいとか、隣のやつより金を稼ぎたいとかそういうのはないし、自分が特に不自由なく暮らせる分の収入があれば、あとは面白い仕事とか適当にやってたいなと思う感じではある。奮闘する暇があったら、面白いと思える物事を増やすことに時間を使いたいよね。それが人生を豊かにするためには、一番手っ取り早い自己投資だと思う。

■何もしたくないときに寝そべるのは、経済的な状況が許すのであればアリだと思う。もしメンタルに余裕があれば、その間は、できるだけくだらないものを見たり聞いたりして消費するといい。「世間」めいたものから離れてみて、自分なりの面白いと思うものを探す時間はかけがえのないものだ

結局、その辺で奨励されている努力をしてみたところで、量産型人間が一人増えるだけだ。それがダメとは言わないけど、どこかしら、みんな自分はユニークであると信じたいところがあるんじゃないかな。レールを外れてみる事で何か見つけられるかもっていうのは、わからなくもない。まあ、それだけが方法ではないだろうけどね。もちろん。

■そもそも、本読んで、ゲームしてプライムビデオみてたら時間がいくらあっても足らないから、仕事する暇なんかほんとないよな。人生はままならない。


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