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ラオス・ルアンパバーンの薬草サウナに行ってきた(5年ぶり3回目) ②

こちら↓の続きとなってますが、読まなくても大丈夫です!

最近のラオス観光事情


3回目のラオス・ルアンパバーン。今回はベトナム・ハノイからのベトナム航空機で入った。空港は相変わらずののんびり度。携帯用のSIMを売るショップも空港出口の外で屋台っぽく営業しているのがよい。

ルアンパバーン空港 飛行機は立派だが景色はのどか〜
ラオステレコムの今っぽい映えスポットベンチ

数年ぶりのラオスは、変わらないなーと思うところもあれば、コロナ後かつ中国からの観光客がビザの関係なのか減っていたこともあり、以前のような激混み具合はなかったものの、タイやベトナムなどの観光客が増えていて、世界経済状況の変化を感じたりもした。(そしてもちろん日本人観光客はほぼ見ないという状況)

いざ3年ぶりの薬草サウナへ

ルアンパバーン2日目の夜、ホテルで無料レンタルしていた自転車を借りて、いざ薬草サウナへ。

レッドクロスのサウナ近くにあるビンスラナート寺院

無事到着するも、ん?なにか今までとイメージが違う? なんだろう?

やたらと派手?
入口の看板

そしてふと気づいた。宣伝がすごくなってる!一階のカフェの勢力もすごいことになってるけど、サウナとマッサージもガンガンに宣伝している。

どーん!WhatsAppで連絡もOK!ちなみにマッサージもサウナもこんな優雅な感じではない

ちなみに数年前に撮った同じ入口の写真

2019年に撮影した同じ場所 小さな看板があるのみ

やはりコロナで経営が厳しくなったからなのか、一階部分は貸し出されて?カフェになっていたし、いろいろご苦労があるのでしょう。やっててよかった!

2階から見た入口の階段

薬草サウナってどんな感じ?

薬草(ハーバル)サウナは、ここラオスでは、数種類のハーブを軒下のボイラーで温めて、その薬草成分たっぷりの熱い蒸気を小さな部屋に充満させる仕組みになっている。

要するに沸騰したお湯の蒸気なのでだいぶ熱い。おそらくパイプを通って下から上がってくる段階で少し温度は下がってくるのだろうけど、サウナ部屋の中の木の椅子の下からもうもうと蒸気が湧き出すので、直に当たるとやけどしそうなほど。

薬草サウナに使われる乾燥ハーブたち

薬草サウナの受付と入り方

建物の二階に上がるとすぐに受付がある。ここでサウナに入りたいと告げて、料金を支払う(2024年現在は20,000Kipのよう)と、カラダに巻くサロンとタオルも貸してくれる。

マッサージを受けたいときも、ここでお願いすると手配してくれる。以前は時間で予約を取っていたけれど、このときは空いていたのかサウナ終わったら言ってくれ、みたいな感じで受付してもらった。

ちなみに会話は簡単な英語。身振り手振りとかでもいけるとは思うけれど、観光客も多い施設なのでラオ語しか通じないということはない。

薬草サウナとマッサージの受付 真ん中の扉奥でラオマッサージを受けられる

着替えをする場所やロッカーは男女別。ロッカーは鍵付きで、いちおう貴重品などはここに入れられるけど、なるべく身軽で行ったほうが気がラクかも。

全体的に施設に年季が入っているけれど(なにせわたしが最初に行ったのは20年以上前)よほどの潔癖症じゃなければ、場はキレイに保たれていると思う。

サウナは激狭の上に真っ暗!

男女別のサウナは、扉を開けて入ると何も見えない!真っ暗の上に蒸気がもうもうと籠もっているから。ノックをして入って、とりあえず座れそうな場所を探り当てる感じ。奥のほうにスチームのパイプがあるようで、たまにめちゃくちゃ熱い場所があるので要注意。

けだるそうなお姉さんの向こうに見えるのがサウナの外にある休憩スペース

たくさんのハーブ成分が入った熱い蒸気の香りがすごく気持ちよく、ドライサウナと違って息苦しさもないのが快適。とはいえ12分とか入るものでもないようで(そもそも時計もないし何も見えない)、わりとみなさん入れ替わりが激しい。

5年前に来たときは、結構欧米系の観光客も多かった印象だけど、2023年に訪れた際は、地元の人っぽいお客さんばかりだった。

外の休憩スペースは男女混合。冷たい水風呂やシャワーはなく、外気浴と飲み放題の熱いお茶(甘めのおそらくパンダナス(パンダンリーフ)じゃないかな)をいただいて休憩。

数セット出たり入ったりを繰り返して、はぁ〜サッパリ!9月のラオスは、雨期の終わりかけでそこまで暑くはないけれど、やっぱりそれなりに動くと汗はかくような気候だったので、サウナで汗をかいて、ハーブの力で呼吸や皮膚から養分吸収して癒やされて、最高!

赤十字が運営するルアンパバーンの薬草サウナ

ところで、どうしてラオス赤十字でサウナとマッサージをやっているのか?今までスルーしていたのですが、休憩室に説明書きがあったので見てみると

かなりボロボロのラオス赤十字英語パンフ

ラオス赤十字の説明(AIさん翻訳)
ラオス赤十字は、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)に属する189の国の赤十字社の1つであり、世界最大の人道支援組織です。ラオス赤十字協会(LRC)は1955年に設立され、1992年に政府令により独立した社会組織となりました。
ラオス赤十字は、ラオスの最も脆弱な人々の生活を支援し、改善することを目的としています。ルアンパバーン支部は、スイス赤十字の支援を受けて1993年に設立されました。今日、LRCルアンパバーン支部は、ルアンパバーン社会でよく知られ、高く評価されています。我々は人道的活動を実施し、ラオスの全ての人々の生活を改善することを目的としてプログラムを実施しています。

ラオス赤十字パンフレットより

つまり、貧しい人たちを救う赤十字の各種プログラムの支援基金(ファンディング)として、サウナとマッサージが提供されているということのよう。
で、TripAdvisor.comにレビューを書いてくださいね、と。

マッサージも受けてみた

サウナのあと、1時間のマッサージも受けてみた。ここで受けたラオマッサージは、タイマッサージのようなストレッチスタイルではなく、軟膏のようなものをつけながらわりとガッチリ揉むタイプのもの。

明るい電灯がついたままガシガシ揉まれて、看板と違って風情もへったくれもない感じだけど、それはそれで全然アリ。値段も安いので支援と思って時間があったら受けてみるのもおすすめ。

マッサージ室の内部はこんな感じでした

ー③薬草ハーブの中身は何?!に続きますー


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