4歳娘がASDと診断されたその後の2か月を振り返る。
長女がASDと診断されてから早2か月。2か月を振り返ってみると、ASDに関連した活動への参加や、ASDに関する本を読んだりだとか、ASDについて思うことを他人と話したりだとか、まさにASD月間って感じでした。
具体的にどんなことをしたかは以下の通り
ASD親の会に参加してみた
ASDの診断をしてくれた病院で、看護師さんが渡してくれた資料の中にASD親の会の案内があり、看護師さんから勧められるままに、会にコンタクトを取り、定例会に参加することにした。
結論としては、参加してみてよかったなと思う。私が参加した回は、たまたまなのか、お子さんの年齢がもう二十歳は過ぎているというママがほとんどだったので、ちょっと思っていたような感じではなかったけど、それでもみんな同じ道を通ってきているわけで、ASDっ子育児の先輩なわけで、自分の話をわかるわかる~と聞いてもらえたのに少し気持ちが軽くなった。
それと、現段階では想像できないような、子供が大きくなった時のASDとの付き合い方も、他の会員の方の話から想像できた。もしかしたら、こんな未来が待っているのかも、と想像できるだけで、考えられることってたくさんある。
病院でおすすめされた本を読んでみた&夫に読ませている
初めての投稿で、気持ちに寄り添った内容で救われた~みたいな感じで軽く触れた本。これを今夫に読んでもらっている。
なんなら自分の母親にも読んでもらった。ASDの特徴がよくわかって、腑に落ちる、みたいなことが本を読んでいる過程でちょこちょこあった。なんでもかんでもASDに結び付けるのも違うのかな、と思いつつも、悲しい(?)ほどにめっちゃ結びつく。
ASDかどうかまだわからない段階で読むと、逆にいろいろ心配になる気がするから、診断がおりてから読む本としておすすめしたい。
で、こういう本も自分だけが読むのも意味ないな、と思ったので、めちゃくちゃ読書が苦手な夫にも読むことをお願いしている。
この本の中に、
この世の中の「社会性」は「多数派」の論理に適合したものです。ー略ー「社会性」を育てるということは、多数派の理屈にあわせた行動をとってね、とお願いしていることなのです。
というようなことが書いてあって、目からうろこ。腹落ちだった。この一文に出会えただけでも読む価値あったな、と思った。
あとは夫が読み終わって、ASDについて話し合える相手になってもらいたいな~と願う。
娘の診断内容を幼稚園の先生・療育の先生と共有した。
「幼稚園・療育の先生に診断内容を共有する」これは、診断をしてくれた先生にも言われたので、これもそのまま言われるがままに行動。娘の特性を知ってもらうことで、あれ?もしかしてこうかな?とか、苦手そうなことに気がついてもらいやすくなるかな、と思う。
幼稚園の先生は、娘がASDと伝えてから以前より気にかけてみてくれるようになった。物事の伝え方の工夫(視覚支援)であったりとか、自由保育での遊びで、お友達と一緒に楽しく遊べそうな遊びに誘ってくれたりしているみたいで、本当にありがたい。
療育の先生にも診断内容を共有したことで、療育内容や、個別支援計画を作成してもらう上で娘の特性によりフォーカスした支援をお願いできるようになった気がする。
自分のNG行動を付箋に書いて目に入るところに貼りまくる。
これ、前から思ってたことについに手を付けた、という感じ。あかんあかんと思いつつも、娘に対して腹が立つ気持ちが抑えられず、NGワード・NG対応を連発していた私。もはやアンガーマネージメントの本とかも読んだ方がいいのか?というくらいに感情がコントロールできない日々。もうどれだけ自分の行いを反省しても一向に改善されないので、付箋に書いて家のあちこちに貼っておこう、と思うに至ったのだ。
なので、今は自分が一番いる時間が長い台所に、SPELL(Structure/
Positive/Empathy/Links/Low arousal)の法則について書いた紙を貼っているのと、ここにはもはや書くこともできないようなNG対応に対する注意を書いて貼りまくっている。
貼りまくって二か月たった感想としては、見慣れて風景の一部になっているので、朝起きて台所に立ったら全部読み上げる必要あるわ、と思っている。もはや洗脳です。
とまあこんな感じかな。
今思うのは、知識をつけて自分を教育していくこと、話せる相手をつくること、子供のことを冷静に観察すること(表現がむずかしい…)、この3つが大切なことなのかな、と思う。まだどれも大してできてないけど。
ぼちぼちいきます
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