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月【杖を作る理由】2/53

毎週月曜日は、杖を作る活動についてです。

今月は、4回に分け、
魔法の杖って何が素晴らしいと思っているかを書きます。

理由の一つ目としては、

私は「魔法の杖」には
実用性がないという部分にとても美しさを感じます。

まあ背中をかいてもいいんです
その意味では実用性がある。

あるようにも使えます。

ただ
定められたこのために生まれましたという使い道がない
というのがいいところで、

使い方や、思いの繋ぎ方とか
意味の付け方とか 「余地」があるのが素敵だなと思います。

人それぞれ、見方が違っていい道具です。

個人的には、
願いをつなぐものであってほしい とは思って居ます。

その人の願いのシンボルの受け渡し見たいな
道具になると良いなと感じています。

私の人生は

工業の力で
実用的に機能することを前提に
大量に生産されたものを
ありがたく頂戴する

大量生産品によって私は支えられました。
全ての私の人生を通じてです。

だから
人間としても有用であること
でなくば失敗と
体に刷り込まれているくらい、

我有用であれと
強い縛りがあります。

役にたてと誰がいうわけでもなく
有用でアレと圧がある。

実用性はとてもありがたい。
心から感謝しているが、

私は人の役にも立ちたい
有用でもありたい

ただ
天邪鬼な私としては

大量生産品以外のものが
どうしても必要であるとも感じています。

人の手の力で
使い道としては意味がなく
どうしようもなく1個しか作れない
美しい無駄なものを

手元に置くことで
初めて人間を保てるような

そんなような
気がするので

杖に意味を感じているという感じです。

意味はないけど 美しいって 最高だと思うんですよね。

ではまた

サポートしたいと思われましたら、ぜひ「こんな杖を作って見てという製作への要望」や「こんなことに利用して欲しい」と私にメッセージをください。想いをのせ、ぜひ一緒に活動を作りましょう。その際には必ず報告します。