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土【問題あれこれ】25/53

毎週土曜日は、
杖作りのためのテーマメモ。

5月は 全体を通して
note 記事の個人的なテーマが

「組み直し」です。

5月は土曜日に、

いわゆる大きな課題と、
身近なニュースなどで気になった内容を交互に書いていこうかと思います。

おおよそ今回は書いていくと、
とにかく「重くてくらい話し」になってしまう気がします。

明るい話しがいいなという気分の方は
読まない方が良いかと思います。

要するに、戦争の話しですね。
よろしくお願いします。




先日
久々に「NHKのドキュメンタリー」をまとめて見たいと思い
NHK オンデマンドを購入しました。
1ヶ月いくらというサブスクリプションです。

「BSスペシャル」などをざっと見たのですが、

たまたま
並びで見たのが、

・2023年~2024年にかけてのウクライナ戦争のルポ
・日本国内における「認知症の高齢者の方」の行方不明研修増加のルポ

です。

戦争に関しては本当に一刻も早く終わってくれることを
願いしかないという、感想しかないのですが。

ただ、

なににせよ

見ていて改めて「変化」していると感じたことは
多分人類史上初めて、

戦争の最前線にいる人たちが直接(スマホで)映像を記録していて、
その現場で起こっていることが大量に電子デバイス上に
または、クラウド上にあるということ。

放送の最初に子どもが見るには極めて危険であるため、
子どもは見ない方が良い、とテロップが流れます。

戦場の前線での様子や、
地雷で当事者の方がどのように死の淵に立つのか、
同じ場面に対して複数の視点からカメラが向けられていたりします。

見ると、
結局どんなに「最新鋭の兵器」があろうと、

戦う立場に立てば、
その兵器をどうやって安価な武器で無力化するか考え、

最後は「兵士対兵士」の直接戦闘の状況に持ち込むか状況を整えて、

そこから先は
第一次世界大戦の戦地の様相として語られている
塹壕戦に行き着く構図なのだど理解できます。

一般人の目から見ても、
この状況を打開するために空爆を行えば、
もうそこから先は対空兵器を落とし合うしかない為、
世界大戦に向かう未来も透けて見える気がします。

この映像を見ることで、

もし
実際に戦争が起こった時に自分たちがどうなるのか
より具体的に分かりました。

塹壕の中の生活を
スマホのカメラで見て

いつドローンで爆弾を落とされるかわからない
極めて異常な精神状態の中、

寝る時間が数時間しかないのにネズミがこんなにいるんだな
と分かるわけです。

意味不明なくらいネズミがいます。

2年間での戦死者数は
31,000人と発表があったようです。

https://www.bbc.com/japanese/articles/c06m064v22mo

一方、
日本のドキュメンタリーを見ると

2023年の日本における認知症患者の方の
行方不明の届出は「18,000人」とのこと。

認知症の患者数は600万人。

実際に単身の方の届出不可能な
行方不明数を含めればもっと、ということらしいです。

そのうち、
約400名の方は死亡が確認され、
約300名の方は保護されず行方がわからないまま。

上記は大まかにですが、
認知症を患い帰宅困難なった場合、25名に1名ほどの割合となります。

神奈川県認知症等行方不明SOSネットワーク
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u6s/cnt/f6401/p711536.html


例えば上記のような取り組みや、

テクノロジーを利用した移動経路の追跡手段の開発など
様々な課題に対するアプローチがあるようです。

日本国内では、
なんとなくニュースを見ている限り
政治問題などで手いっぱいという印象を受けるものの

上記の両方に言えることは、

私たちは
過去の歴史の中では持ち合わせていなかった

「電子上の記録」を、

誰のために
どのように使って
本当に大切なことを共有できるか

によって
これから先の世代の子たちも含め
大きく行き先が変わるはずです。

本当に
一刻も早く国家間の争いが終わりますように。

デバイスから生み出される大量のデータを、
人間が良い方向へ使いこなせる未来を願います。

サポートしたいと思われましたら、ぜひ「こんな杖を作って見てという製作への要望」や「こんなことに利用して欲しい」と私にメッセージをください。想いをのせ、ぜひ一緒に活動を作りましょう。その際には必ず報告します。