私だからできること
先日wami careerのメンターだからできることを書きました。
私以外のメンターは皆現役の会社員です。
今でも第一線で活躍するからこそ見えること伝えることができることがあると信じています。
会社員じゃない私ができること
会社員ではない『私』ができることは何かを考えてみました。
私は2017年会社員を辞めてメンターとして独立しました。
会社員を辞めるまでの11年間マネージャーとして仕事をしてきました。
その間、中途採用や新卒採用に面接官も担当しましたし、チームメンバーの昇進のサポート、成果を上げるためのサポートにも取り組みました。海外勤務を含め、海外と仕事をすることがとても多かったので、国内だけではなく海外という舞台、外国人の上司・部下・同僚達と働く中で成果を作ってきました。
そんな経験から、どの様に会社員として実績をつくりいわゆる、「市場価値」を上げられるかが分かります。
採用者目線&チームマネジメントの観点から適切なフィードバックを伝えることができる、という点は私の強みの1つです。
単に魅力的な職務経歴書を添削するだけであれば他の人でもできるけれど、転職することではなくその先転職後の活躍を目標にしています。だから人によってはちょっと辛口なフィードバックをお伝えすることもあります。
先日内定獲得したメンティーにはかなり辛口コメントをしたので「なかなかここまで言ってもらえることはない」と言われました(笑)。
良いこともそうでないことも、メンティーのためならば遠慮なく伝えます。
まわり道のキャリア
キャリアのスタートは派遣社員でした。
先月から書き始めた『私のキャリアStory』でも書いていますが、最初からエリート街道を走っていた訳でもないし、バリキャリだった訳でもなく、アフター5を楽しむOLでした。
働き始めた頃、正社員の同僚や後輩を見て『随分と遅れをとっちゃったな』と思いました。その後のキャリアも葛藤だらけです。
運よく海外勤務もできましたが、会社を辞め1年間仕事を休んだこともあります。あのまま続けていたらもっと別の道があったのかもしれませんが、当時の私にはその選択はできずまわり道を選んだのです。
ワーママとして
結婚・出産を経てワーママとして働く中でも全てが順風満帆というわけではありませんでした。
復職したら後輩や部下がすごく頼もしく見えて、1年半の育休で随分と差をつけられてしまった気分になったし、出産前の様に働けないことに折り合いをつけることにも葛藤していました。
ライフイベントと仕事の間でどう立ち回ろうか、そんなことを思いながらも新しいチャンスをもらい頑張ろうと思ったり、うまく立ち回れないことに苛立ちを覚えたり。。。
正直ワーママ会社員としては良いことよりそうでないことの方が多かったかも知れません。
だけどそんな経験があるからこそ、「そういうこともあるよね」と悩む人の気持ちに寄り添うことができるし、そこから一歩踏み出すための方法を自分事の様に一緒に考えられるんだと思います。
特に昨年からはワーママからの相談が増えたので、子供がいてもキャリアを頑張りたい、子育てしながらのキャリア構築の大変さも、その中で時折訪れる楽しさもよく分かるんですよね。
外資系投資銀行でマネージャーをしていたと言うと、バリバリ仕事をこなし、最初からキャリア街道を進んできたと思われますが、全くそんなことはないので、気負いせずお気軽にご相談いただけたら嬉しいです。
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