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キャリアの8割は偶然

「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」という言葉をご存じですか?心理学者のジョン・D・クランボルツ氏が1999年に発表した、キャリアの世界では大変有名な理論です。

 

個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方です。


キャリアにおいて、意図的にスキルアップしたり頑張ることは大事ですが、節目となるイベントにおいては何か特別な理由があった訳ではなく『たまたまそうなった』ということ、ありませんか?

例えば、
たまたま任された仕事が大きなチャンスがつながった
たまたま前職の上司に誘われて転職した
たまたま見つけた求人に応募したら内定獲得できた
たまたま任された仕事の経験が転職で役に立った
などなど。

 私も、たまたま紹介された金融業界の仕事を渋々ながら始めて、以降ずっと金融業界で働いていました。20代の頃は、たまたま(そしてこれも渋々)やり始めた仕事が後に専門分野になりました。

 以前サポートしたメンティーに、どうして英語ができるようになったか聞いたところ、勤務先がたまたま外資系に買収されて英語を使わないといけなくなったと言っていました。(このケースは結構多いです)

 また、オンライン転職サポート『wami career』のメンターの一人に、「どうしてその職種を選んだの?」と聞いたら「たまたま」と答えました。

 キャリアにおいては偶然が多いこと!

偶然起きることは自分が望んだこととはちょっと違うかもしれませんし、実際厄介なことかもしれません。でも、それらを重ねた先には本当に望むようなキャリアが待ってるかもしれないというお話です。


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