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子育ての第一歩をいつまでも大切にしたい


赤ちゃんは誰も教えていないのに、なぜニコニコできるのでしょうか?
「子育てでいちばん大切なこと」という本にそんな質問があった。
実は、赤ちゃんに笑顔を教えた人がちゃんといて、それが”お母さん”であると書かれている。
さらに、フランスの高名な心理学者アンリ・ワロンがこんな意味のことを言っているそうだ。
「お母さんが笑顔を与えると、生後1、2ヶ月の赤ちゃんは笑顔をお母さんに返してくる」
これを笑顔の交換といって、人は生まれながらにして共鳴する感情を持っていると書かれていた。さらに、子育ての最初の一歩は赤ちゃんにニコニコと笑いかけること、これがすごく簡単であり大切なことで笑顔の交換をすると赤ちゃんの土台も親としての土台もしっかりするとのこと。

このことを知って、娘が初めて笑いかけてくれたことを思い出した。
生後2ヶ月と少し経った日、昼間に娘と2人だった。ソファーに座って横抱きをしていたとき、娘が不意にニコッと笑ったのだ。
その時、瞬間的に私の目からは涙が溢れ、娘を抱きしめた。
それから夫と母、妹にLINEでたった今笑ってくれたことを報告した。

ご飯の時もいい笑顔

この日が娘と笑顔の交換をした初めての日になった。
今では、娘は1日を通してよくニコニコしている。バスや電車の中でも隣の人に笑いかけるし、何か分からないけど楽しそうにしている。
娘が楽しそうなら、私も嬉しい。

ニコニコして過ごすには、ある程度余裕のある体力と気力も必要だとも思う。
これからも、子育ての第一歩としての”笑顔”を忘れないように、自分にも優しく過ごしていきたい。


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