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人生の師匠について その1

今日は真面目な話。
素敵に年を重ねるためには、目標となる人物がいたらいいなと思います!
芸能人でも、家族でも、年上の友人でも、いっぱいいたらいいなと思うし、私もそんな人になりたい。

私には「こんな風に人生を歩めたらいいな」「ついていきたい」と思う師匠が2人います。

その1人は、長年続けているバレエのS先生です。
残念ながらS先生はもう、亡くなってしまいましたが、私の人生はS先生抜きでは語れない、今でも大きな存在です。

S先生の素晴らしいところは、誰にでも正面から向き合って、手加減しないところ。絶対に、その人のことを諦めないところ。

昭和のスパルタバレエ教師なので(笑)
「出ていけ」とか「できないなら辞めたら」とかはよく言われたし
「太った、痩せてきて」とかもズバズバ言われました。
 棒で叩かれたりとか・・(バレエの先生は謎の棒を持っている)
 たぶん、、今なら炎上です(笑)
 \\\\٩( 'ω' )و ////

「趣味なのになんでこんなに怒られるんだろう」と思うこともありましたが、
「舞台の上に立ったらみんな同じ、お客様は、あなたの都合なんて知らないんだから甘えるな」ということを叩き込まれました。

「人生で今日が一番若いんだから全力で」と、先生はいつも全力で人と向き合ってました。
社会人になって、後輩ができたり指導する立場になって、
諦めずに、全力で人と向き合っていくことがどんなに凄いことががわかりました。
スルーして見てみぬふりをしたり「できなかったけど頑張ったね」で終わらせた方が平和なのに、あえてそうしないのは、先生の愛情だったんだな・・と後からしみじみとわかってきました。

バレエでは、踊りだけじゃなくて、考え方、生き様を学びました。

S先生は亡くなる前の10年くらいはずっと闘病生活でしたが、バレエには絶対に容赦しなかった。そして、亡くなる3日前まで仕事してました。
亡くなった時には生徒がたくさんたくさん集まって、とても大きなお葬式でした。

S先生は評判の厳しい先生でしたが、愛情が伝わっていたんだなと思います。今でもバレエの友達で集まると、S先生にあんなこと言われたという話で盛り上がります(笑)

私の永遠の師匠です。先生のように、人に真剣に、愛情を持って向き合っていける人になりたいなと思います!!

ガチンコで生きたら人生全部経験値になる!!






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