#253 問題を集めすぎるのは良くない
こんばんは、皆さん。今回の記事では、ビジネスシーンでよく耳にする、とある質問に焦点を当てて書いていきたいと思います。
#今日のぼやき
「何か問題点がありますか?」
という上司からの問いかけは、部下の気持ちに寄り添いつつ、非常に耳障りの良い言葉のように聞こえますが、実はこの言葉を投げかける際には注意が必要です。何故かといいますと、部下にとっては、この質問に答えなければならないプレッシャーを感じ、脅迫観念から問題を自ら作り出してしまうことがあります。これは問題をややこしくしてしまう結果を招くことにつながり、ビジネスの効率性を低下させる要因となります。そしてさらには返報性の原理によって質問を受けた部下たちがありもしない問題を生み出す罠に陥りがちだからです。「僕たち(私たち)のことを気にかけてもらったのだから、なんとか問題点を出さないと」というよくわからない反応をしてしまいます。たいして大きくない問題を、さも大きな問題として捉えてしまうこの反応には注意が必要です。
#問題点を作り出す
ここで大切なのは。問題を集めすぎないことです。なぜなら、問題を過度に集めることは、ビジネスプロセスを遅くし、意思決定を複雑化させる結果を招く可能性があるからです。
では、問題を集めすぎないためにはどうすれば良いのでしょうか?まず、問題が本当に問題であるかどうかを見極めることが大切です。そして、重要な問題に優先順位をつけ、一つずつ解決に向けて取り組むことが
大切だと思います。また、自分から問題を作り出すのではなく、客観的な視点で実際の課題や改善点を見つけることが大切です。問題を見つけることは悪いことではありませんが、それを無理に作り出すことは避けた方が良いと思います。
#ややこしい人
「何か問題点がありますか?」という問いかけは、ビジネスにおいてよく出てくる状況です。しかし、その際に問題を適切に捉え、過度なややこしさを避けていきましょう。
#現場の声