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#28 飲食に必要な人材を考える

量的な幸せはなくなり、質的な幸せが求められている現代、量的な経済指標のGDPが機能しなくなって久しい日本の飲食業、何をもって幸せと定義するのか?それを図る物差しは?旧来の労働が【エンタメ】に変わる時代、均質的な価値が意味を持たない現代にあり、処理能力のスピードや正確さではコンピューターには到底叶わない、そのシステムの無尽蔵の処理能力によって、存在価値がたちどころに駆逐されてしまい、行き場を失ってしまう店舗が、この先より増えていくだろう。

【自然淘汰】

飲食には流行り廃りというものがある、記憶に新しいのは【タピオカブーム】ではないだろうか、メディアを通して全国的に広がったが、ある時を境にして一気に衰退していく、そのような一時的なブームというのが飲食に於いてあるのだが、爆発的に増えていく店舗の中で、自然発生的に淘汰が始まっていく、【需要】と【供給】の関係が崩れ供給過多に陥ってしまう。
時代によって求められる飲食の型も変わる、コロナ禍よって多くの飲食も、今までの型を変えざるを得なくなってしまった、しかし僕はこう思う【自然淘汰】はコロナより前に、もうすでに始まっていて、コロナにより更に加速度を増しただけだと。

コロナ禍により広がった飲食のセルフレジやモバイルオーダー、デリバリーサービス、至るところで
飲食の機械化が始まっている、大手の飲食チェーンでは、料理の配膳などをロボットが担当しているケースがある。注文はタブレットで行う店舗が増えてきているが、ロボットが配膳やその他業務を担うようになると、ますます人が関与する場面が失われていく。
#ブレードランナー的な世界

しかし、安心して欲しい。
システムはAiに置き換わるが、インターフェイスとしての【人間】は残る、つまり接客は人が担当するということ、最終的な意思決定は人間がおこわなければならないし、人間の複雑な感情を機械に代用は出来ない、何より本質的に人間は【人の温もり】を求めているのだ、これはこの先も普遍的に変わらないだろうし、だからこそ人間性を磨く事を大事に、常に周囲に明るく、優しく接していれば機械には代替されないだろう。
#結局必要なのは人間性

人から愛される人というのは

明るく
勤勉
正直である事
#昭和感

当たり前すぎる事なのだが、意外と出来ている人が少ない、これらの条件が必要なのだが、飲食では特に【明るさ】が大事になってくるのではないかと思う、人と人との対面のコミュニケーションに於いて重要なのが第一印象で、【見た目で9割が決まる】と言われているように、その印象でその人のイメージが決まってしまうからで、明るくコミュニケーションをとれない人は、この仕事を続けていくのは難しいだろう。
この【明るさ】というのが人間にとってのアドバンテージとなり、機械化を進めてようにも出来ない分野なのではないだろうか。
#コミュニケーションモンスター

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