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巴霊徒之厳金槌と屍綾贄ヶ憤潮 壱:邪神誕生

狡猾な生き物である人類は、起こりうる災厄を統べるべく機械文明の高き塔の群れを作り、全ての凶元の元は自ら達ではなく、悪しき神が悪いと虚言を振り撒く。本来信じるべく己から逃げ、本来信じるべき他者に境を作り、それぞれが己が虚の居城で至福肥やし、もう他者との関わりを遮断し、自らなどわからなくなりながら機械文明が作った頭脳に従い始める。正に自らを知らぬものが作った虚構の邪神が誕生した。

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