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「目指すは”年輪経営”」毎日PDCAを繰り返す亀型経営スタイルとは?

年輪経営

この言葉を初めて知った時「美しいな」と感じました。当時社会人3年目で前職の社長が何かで話をしており、気に入った言葉です。

自分自身が経営者になった今、特にこの言葉を大事にして経営しております。

今回は、年輪経営とは何か、そして弊社がどのような影響を受けたかについてお伝えできればと思います。


年輪経営とは「毎年着実に成長を続ける経営スタイル」

年輪経営とは「毎年着実に成長を続ける経営スタイル」。長野県の伊那市にある「伊那食品工業」という会社が大事にしている経営論です。

「 年輪 」 自然に学ぶ

社是にあるように、会社、経営の目的は 「 社員の幸福を通じての社会貢献 」 であると思います。企業は永続的に安定成長することによって、より多くの人々を幸せにできると信じています。ゆるやかな末広がりの成長をつづけて、永続する企業であること。 これが私たちの理想です。末広がりの成長を目指すには、急激な成長は抑えなければなりません。 世の中を見渡すと、急成長を望む経営が、多くなされている事に気づかされます。急成長には、その後に必ず急激な落ち込みが伴う事を歴史が教えているにもかかわらずです。急で、無理な成長の結末として、社員や仕入先、納入先が路頭に迷い、工場閉鎖などによって地域に迷惑をかけている会社が後を立ちません。末広がりの成長を続けて、永続するためには、急成長はマイナスだと思います。出典:マルカワみそのスタッフブログ

木が毎年太くなるように、会社の成長も毎年成長を積み上げ徐々に強くしていこうという精神が伺えます。

年輪経営はオーナー創業者だからこそできるスタイル

VC等から投資を受ける場合事業資金と引き換えに意思決定権を付与オーナー創業者(100%の株式を保有)の場合意思決定を全てオーナー自身で進められる


この考えと経営スタイルはオーナー創業者だからこそできる利点であると考えています。

例えばVCや外部機関から投資を受けて株式を持たれてる場合、彼らの大目的は「投資利益のバック」です。

そのため、バイアウトかIPOに向けた具体的な戦略とスケジュールを求めるでしょう。

「株式を与える」とは、人体で言うと「脳(思考と意思決定を司る)を与える」行為。事業資金と引き換えに意思決定権を付与しないといけません

逆にオーナー創業者は100%の株式を保有しているため、意思決定を全てオーナー自身で進められる

組織のビジョンも仕組みも、マーケティング戦略もクライアントを取るか断るかも、利益率も、拡大するか維持するかも、全て自分で決められます。

自由=自分が最も楽しく実力を出せる環境なので、この組織の仕組みは現在気に入ってます。

弊社が掲げる成長目標は「毎年昨対比2倍の成長」

その中で私は「急成長」よりも「毎年の着実な成長」のスタイルを取りました。具体的には「毎年昨対比2倍の成長をする」です。

※Googleの10Xみたいに10倍成長出来たら良いですが、全力を出しても10倍に中々いけないのがリアルですが…笑

高校のバスケ部の頃からコツコツと積み上げるのが好きですし、天才ではなく不器用タイプの人間と自覚してるので、足元を固めながら着実な成長がしていきたいと思ってます。

言い方を変えると、うさぎと亀では圧倒的に亀タイプ。アリとキリギリスではアリタイプ。

ただ、アリや亀なりに毎日PDCAを行い、年数を重ねて天才に追い付き追い越したいと思ってます。

※ちなみにこのスタイルを歌ったRHYMESTERの「K.U.F.U」の歌詞は大好きです。

まとめ

【まとめ:年輪経営とは】

  • 年輪経営とは「毎年着実に成長を続ける経営スタイル」

  • 年輪経営はオーナー創業者だからこそできるスタイル

以上、お読みいただきありがとうございました。

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