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#18 Photogallery Hair_model編02

アルカリ電池とマンガン電池の違いを理解した
香川県で写真撮ったり、映像作ったり
様々なプロダクトプロデューサーをしている
エンタメ写真家のwallyです。
(生活のまめ知識

先日の続き、
フォトギャラリーHair_model編02
ご紹介して行きます。

フランスパンを武器にするのはやめて
ご覧ください。

準備風景
こんなシーンも、
ブログ書く時はいい参考写真になりますな

美容師さんからヘアモデル撮影を依頼された時、

困ったことが3つあった。

まず1つ目は

『ライティング撮影必須』


ということだ。

美容室の営業時間が終わった頃に、
ヘアモデル撮影開始するので、
基本夜。

ということは、得意技の、
日中の自然光撮影ができない。

今まで、高画質一眼カメラ1台だけでなんとか
乗り切ってきた僕だが、
さすがにそこは焦りを覚えた。

カメラをしてる方は分かるかもしれないが、
2022年現在、
今となっては格安で、遠隔操作可能なライティング機材が
Amazonでポチればすぐ商品が来る時代だが、

2013年当時はまだまだ機材も普及もしてない、
調べてもそんな情報がない時代だった。

しかし、ちょうどその時期くらいから、
ロケでライティング撮影を駆使する人物が現れた。

イルコ・アレクサンダロフさんだ。

日本在住で、『光の魔術師』という異名を
付けられるほど美しい写真を撮る。

彼の名言は、『人間は防水』

雨の日の撮影時、ビショビショになりながら
出した名言だ。

僕は彼の写真に憧れ、
毎年パシフィコ横浜で行われた
PHOTO NEXT』という日本唯一最大スケールの、
プロと写真ビジネスのための展示会&セミナーに
毎年足を運び、彼の技を盗みに行った。

時にはセミナー終わりにブラブラしているイルコを捕まえ、
自分の作品を見てもらい、
改善点などを教えてもらった。

時を戻そう。
(ぺこぱ

最初はライト1灯だけで撮影

ヘアモデル撮影と聞くと
あながち簡単に思われるが、
全然難しい。

ヘア撮影なのに、腰下まで写すという
2灯ライティングを覚える
横顔美しい


難しかったこと2つ目は、


『美容師さんのこだわりを理解すること』


僕の撮りたい角度と、
美容師さんの撮ってほしい角度は
確実に違います。

なので撮影前にこだわりや、見せたいとこを
必ず聞いてから撮影するようにした。

撮影を始めた最初の頃は、

とりあえず背景ボカシとけばオケだ!
雰囲気でなんとかなる!!

と思ってたけど、
美容師さんのこだわった、髪の毛1本1本の繊細さを
表現する必要があったので、
その技も封じ込められたのだ。

せっかくのヘアをぼかしてしまっている。。。
グハッ
ブフォ

ヘアモデル撮影に単焦点レンズはオススメしません。

雰囲気だけで、本質ないのバレます。

地元の海へ
地元の山へ
地元の街中へ

困ったこと3つ目は、

『モデルさんとのコミュニケーション』


基本的には『初めまして』
が多いので、楽しそうな雰囲気作りと
何をどのようにして撮るかの
分かりやすい指示が必要になる。

そして相手は可愛子ちゃんだ。
連絡先教えてやチューしたいですとかは
ご法度だ。
気をつけなければいけない。
雰囲気が一気に変わってしまう。

ヘアモデル撮影に限らずだが、
初対面の人に笑顔で写真に写ってくれる人は少ない。

なので撮影前に、
自己紹介や好きなことや、
趣味的な会話をして場を和ませる必要があるので、
僕みたいにコミュ障は、
写真のスキルよりトークレッスン必要です。

まれにモデルのお仕事してる人に出会うことも
一般人だが、素晴らしい表現者も
安心してください、履いてますよ
安心してください、着ていますよ
安心してください、人間ですよ

今考えたら、ロケーションでライティング撮影を駆使するのは
世の中でいうと早い方だったのかなーと
思います。

それも、ヘアモデル撮影がなければ
こんな勉強も、してなかったかもしれないと思うと
いい経験をしたなーと思います。

このヘア撮影を通して、
『地元美容師さんによる、地元美容師さんのための運動会』
に参加したり、

青春やん
集合写真

ヘアショーの撮影などもお呼ばれしました。

モノクロいいな
イベントいいな
弟子


余談だが、このヘアショーの時に
『写真の弟子』になる人にも出会った。
つまり俺は師匠。

どんな職業でもそうかもしれないが、
1つのものを極めようとすると、
色んな成功も、失敗もします。

もちろん出会いもある。

僕がもし、他の人と卓越してやったことが
あったとしたら、、、

『どこに行くにも一眼カメラを持ち歩いてた』

それだけだよね、
努力とか、センスは後の後の話し。

誰もしてないことから、
新しいものは始まるのです。

photographer wally


It's never too late to start.





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