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ことしのうちに読みたい本·漫画は?

ど~も。まつのです。
今日の「 #新年書くチャレンジ 」「 #note書き初め 」のテーマは「ことしのうちに詠みたい本・漫画は?」です。
実は私、積読がそこそこあって、わかっているだけで30冊ほどあります。
今年はそういう積読を消化したいと思っています。「積読は吉」といった私の友人もいますが、そろそろ読み始めないと忘れてしまいそうです。

はじめに…私の積読が増えるのはなぜか

私は就職してから、本を買うことが増えました。
その理由は「自己研鑽のため」とかではなく、単に「目に留まったから」「なんかほしくなったから」というのがほとんどです。だから、めったなことがなければ通販はしません。書店へ行き、本との「出会い」を楽しみにしています。出先で行き、仕事終わりに時間があれば行き、何か調べる用事があれば行きます。読み終わったかどうかは関係ないため、次々と買ってしまいます。
ほかにも、誰かからいただくこともあります。私が大学院を修了するとき、同じタイミングで退官される先生がいらっしゃいました。「もう邪魔だから好きなだけ持って行っていいよ」といわれ、リュックサックいっぱいに詰め込みました。
こうして、私の周りに本が増えていきます。
しかし、上には上がいます。私の友人で、家に遊びに行く度本棚が増えているような人もいます。しかし彼はしっかりと読んでいるので、私は量、質ともに足元にも及びません。

まぁ、それはそうとして買うジャンルは三つに大別できます。
日本史・学問…大学時代の専門分野だから
教育…やっぱりこれからは離れられない
趣味(鉄道・ソフトボール類など)…趣味だから(笑)
教養…ちょっと元気を出したいときがあるから

これらの四種類+マンガについて話したいですが、読みたい本の全て紹介すると昨日以上の長文になるので、一冊ずつにします。

①日本史・学問

山田康弘 著『足利義稙 戦国に生きた不屈の大将軍』(戎光祥出版、2016)

早速ですが、この本は持っていません。また本を買う見込みです(笑)
この本を選んだ理由は二つあります。
一つ目は、私の大学時代の研究範囲に大きく関わるからです。ちなみに私の研究範囲は「山城国一揆」です。室町後期の山城国で起こった事件です。この事件と幕府の関係が重要だと私は考えています。この一揆を鎮めた原因の一つが「明応の政変(1493)」です。これは当時の将軍である足利義稙よしたね、当時は「義材よしき」と名乗る)が幕府の者たちから将軍の地位を追われる大事件なのですが、とにかく義稙について詳しく調べたいです。そうすれば幕府のこともよくわかると思うからです……

というのは理由の一つなのですが、ほとんどは方便で当分は研究はできないと思うので、モチベーションを下げないための方策です。

二つ目の理由は、「足利義稙という人への憧れ」です。10代将軍義稙は1493年に明応の政変で将軍の地位を奪われ、京に幽閉されてしまいます。しかしすぐに京を脱走し、力を蓄え、ついに11代将軍義澄よしずみから将軍職を奪還します。自らの望みのためならば、どんな困難にも立ち向かい、最後まであきらめず戦うという姿に魅せられました。私にもそんな強さが欲しい。この本は研究書ですから、そんなロマンあふれることが書かれているとは思いません。史料に忠実にあると思います。しかし、そんな中でも義稙の人となりを知ることができればと思っています。
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/250/

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②教育

武田友紀 著『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』(飛鳥新社、2018)

純粋な教育書ではないですが、これはおととし買って少し読んでいました。この本はHSP(Highly Sensitive Person、すなわち「とても敏感な人」)についてのものです。それについての概論ではなく、どちらかといえばその傾向にある人がどのようにすれば幸せに生きていけるか、その方策について書かれています。この本を手に取ったのは、私の周りにその傾向がある人がいたからです。今もいます。もしかしたらそうかもしれない人がいます。そういう人をどのように理解し、支えればよいのかと思い、その入門として読んでいました。
私がその人に「HSP」というレッテルを張りたいのではありません。もしかしたら苦しい思いをしているかもしれない。なら、こうすれば少しでも心を楽にできるかもしれない、という思いがあります。
私は「教育」を大きな枠組み(≒制度面)で見がちです。しかし、それだけでなく人一人ひとりにまで視点を近づけることも必要です。目の前の一人さえも支えられなくて、どうして大きな枠組みを考えられるでしょうか。改めて、一人の人間と向き合うためにこの本を読んでいきたいです。
http://www.asukashinsha.co.jp/bookinfo/9784864106269.php

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③趣味

木村匡宏 著『パワーポジションで最強スイング&インパクト IWAバッティング・メソッド』(東洋館出版、2019)

この本は昨日少しご紹介しました。今年のお正月に買った本の一つです。これは、私の好きなYoutubeチャンネルの一つである「トクサンTV」で紹介されていました。
私自身の「パワーポジション」を知ることで、ソフトボールのより高いレベルを目指したいと思って買いました。パワーポジションとは、自分の身体を最も安定させる姿勢のことで、一人ひとり違うそうです。関節に負担をかけず、動き始めから最大の筋出力を発揮させることにつながります。「ひじの角度」「肩・上腕の位置」「ひざの重心」など6種類が紹介されています。だから、バッティングのみならず、全ての運動に役立ちそうです。これを読むことで知識を蓄え、それを実践に生かしたいと思っています。
https://toyokanbooks.com/products/3781

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④教養

ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド 著 上杉周作、関美和 訳『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(日経BP社、2019)

今更かと思うかもしれませんがこれです。気になってはいましたが、やっと買うことができました。これは12月30日に買いました。
最近の私は感情に振り回されてばかりです。もちろん、それが悪いわけではありません。私自身、人間でもっとも大切なものは感情だと思っています。感情は蔑ろにすべきではありません。しかし、冷静な目、すなわち理論は常に必要です。一喜一憂することのない冷静なものの見方も必要です。
この本で「思い込み」を克服したいと思います。
https://www.nikkeibp.co.jp/atclpubmkt/book/19/P89600/

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漫画

TAa 著『衛宮さんちの今日のごはん』(角川コミック・エース、2017~)

私の好きなアニメは「Fate」シリーズです。それは殺伐とした物語が多いのですが、それのスピンオフであるこの作品は、「聖杯戦争」とは関係の無い穏やかな日常が流れています。主人公の衛宮士郎は料理上手で知られていますが、彼やキャラクターたちが料理を作るという一話完結型の物語になっています。これは積読ではないのですが、2022年1月現在7巻まで発売されていて、これからも続刊が出るようです。これを読んで優しい気持ちになりたいです。そして、実家生である私のレパートリーも増やしていけたら(笑)
https://www.kadokawa.co.jp/product/321609000448/

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その他

斉藤孝 著『学術論文の技法』(日本エディタースクール出版部、1977)

これは、大学の先生からいただいた本です。私が研究し、論文を書いたことを忘れないようにするため、頼み込んでいただきました。まだ読めていません(笑)
私の友人には、教員をしながらも優れた論文を発表する人もいます。それに負けないように、私もモチベーションを保ちたいです。学生の頃の気持ちを忘れず、必ず論文を書きます。まずはそこを目標にします。
https://www.editor.co.jp/press/ISBN/ISBN4-88888-352-1.htm

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さて、昨日よりも長くなりましたし、時間も遅くなりました。
これを読んでくださるのは、次の朝でしょう。

ではでは。

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