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どこかで誰かの人生に関わっている。ただ生きる自分を世に差し出す。十牛図 第十図『入鄽垂手(にってんすいしゅ)』ってこんな感じ?

先日の樹氷旅行で、たまともがあまり良いと思っていない人の話になった。
なぜ良いと思っていないかというと、元上司でその会社を辞めるきっかけになった人で、
再会しても、エゴだらけで、関わる時に不快な思いをするからと。

私には、大事な転機に次の道へ押してくれている人と見えた。
たまともも、確かに!低かった評価がかなり上がった!と見方が変わった。

もちろん、元上司は何も意識はしていないだろう。しかし、こうして人の人生に良い結果をもたらしている。

生まれてくる前に、魂同士で「君の転機にきっかけのサポートをするけど、決して心地良いサポートの仕方ではないかもしれないよ!それくらいやらないと動かないでしょ!」とでも約束してきたのだろう。笑

歓迎し難い出来事や人こそ、後から考えると
転機になっていることがある。

こうして人は誰かを自覚なしにサポートしているのだと気づくことができた。

それがきっと十牛図の第十図『入鄽垂手(にってんすいしゅ)』かなと。
誰かの役に立とうとしない。
自分自身がただ生きるだけ。
その自分を世に差し出すと、誰かの何かに影響を及ぼしていることになる。
それを知る必要もなし。

魂の目的が来るのを待っていた。
第十図の俗の世界に戻って人の役に立つ、をするお役目が来るのだろうと。

しかし、それも手放した。
やっぱり私はただ生きるだけなんだ。
これでいいのだ。

こんなにシンプルで、誰にでもできるはずのことが一番難しいとは。笑

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