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腰痛改善には、重要で緊急でないことに取り組む

行動の優先順位は「緊急度」と「重要度」の組み合わせで4つに分類することができます。

「7つの習慣」という世界的ベストセラー書籍の中で紹介されている「第3の習慣 重要事項を優先する」で紹介されています。引用します。

緊急とは、「すぐに対応しなければならないように見えるもの」である。それは今すぐ、私たちにはたらきかけてくるものである。例えば、鳴っている電話は緊急である。鳴りっぱなしの電話を放っておける人は滅多にいない。すぐ対応しなければならないように見えるからだ。
何時間もかけて資料を用意し、身だしなみを整えて、ある人の事務所まで足を運んだとしても、電話が鳴り出せば、あなたの訪問より電話が優先されてしまうだろう。・・・中略
緊急なものは、私たちに即時の対応を要求するものである。これらは、ほかの人にとっては高い優先順位にあることも多い。しかし、その多くは、快適で、手軽で、楽しく感じるものでありながら、全く重要ではない。

一方、重要度は結果に関係している概念である。重要なものというのは、「あなたのミッション、価値観、優先順位の高い目標の達成に結びついているもの」である。
私たちは緊急なものに対しては、すぐに反応しがちである。しかし、緊急性のない重要な事柄を行うには、より高い率先力と主体性が必要になる。

1)緊急で重要なこと

・・・やらなければ、大変なことになること。優先順位1番です。
*練習中の艇のバランスの崩れ
*艇が転覆する危険のある波や風への対応
*急な腰の痛みへの対応

2)緊急で重要ではないこと
・・・やらなくても平気なことや、人に頼めること。
*重要でないLINEや電話への対応
*再放送されるライブ中継の視聴
*練習後の艇の片付け

3)緊急でなくて重要でないこと
・・・やる必要がないこと
*時間つぶしのゲームやユーチューブの視聴
*効果を感じないけど予約してあるリハビリ

4)緊急ではないが重要なこと
・・・将来のためにやっておいた方がよいこと。すぐには必要ないけど最も重要なこと。
*貯金や勉強
*ボートの技術練習や筋トレ
*腰痛の知識を増やすラーニングケア
*腰痛を予防するトレーニング

海外セレブは「緊急でないが重要なこと」を大切にする

海外セレブは、筋トレやヨガで体を動かし、ミネラルやタンパク質などを取ることを意識した食事、デトックスなどで予防に力をいれているイメージがあります。
「緊急でないが重要なこと」を大切にした結果、「緊急で重要なこと」から開放され、ビジネスやプライベートを大切にする生活ができるのかもしれません。

予防は手を付けづらいもの

腰痛になると、状態によっては病院や整体院に駆け込みます。何よりも痛みを無くすことが第一優先の「緊急で重要なこと」になってしまいます。
それは熱いものに触れたときに、思わず手を引くようなリアクション的な対応です。他のことを放っておいてもやらざるを得ないのです。

リアクション的対応を無くすには、腰痛にならないように「緊急でないが重要なこと」である予防(痛くなる前に対策をしておく)いうアクションをおこすことです。アクションを起こせばリアクションは減ります。

アスリートは試合で結果を出すために、アクションを繰り返しています。腰痛予防のトレーニングは体幹の安定が強化され、結果的にパフォーマンスもアップさせます。

実際におこなうのは大変ですが、「緊急ではないが重要なこと」を意識してアクションをおこしてみてください

「7つの習慣」はマンガもありますし、ティーン用にわかりやすく書籍化したものもあります。オススメです。多くの図書館でも置いてあるはずです。

書評の確認はこちらからどうぞ、7つの習慣(アマゾンのサイトが開きます)



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