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人は若くない時期の方が長いもの?それって本当??

あなたは、何歳から「歳を取ったなぁ」を感じるようになりましたか?

子供のころは年齢を重ねることは「成長する」ことでした。
身長が伸び体重も増え体が大きくなります。
知っていることも多くなり知識も増えます。
車の免許を取得できるようになり、アルコールも飲めるようになります。
年齢を重ねると、できることややれることがどんどん増えました。

しかし、ある時期から年齢を重ねることは「衰え」に変わってきます。
疲れが取れづらくなった
体力の低下を実感する
シワやたるみが目立つようになる

病院にいくと「歳のせいですね」と簡単に片付けられてしまうようになります。若返ることはできないので「そうか歳のせいかぁ」と納得するしかありません。

年をとったの基準を意識してみる

私が歳を取ったなぁと最初に感じたのは、多分は20歳前後くらいだったと思います。
私は高校からボート競技をしまてきましたが、大学生になり高校のときと同じ練習はとてもできなくなりました。
体力の回復力が違うのです。

高校のときは、一晩眠ればすっきり疲れも抜けていたのに、大学生になってからは明らかに回復が遅くなっているのを実感しました。

このことは私だけではなく、同じチームの先輩に聞いても、同級生に聞いても皆同じことを感じていました。

「高校生のときよりも年をとったなぁ」

その頃にもう一つ年をとったことを実感したのが、アイドルの年齢が自分よりも年下になったことに気づいたときでした。

デビューするアイドルは皆16歳くらい。
自分よりも年上でデビューするアイドルはいません。
テレビを見ていてふと気がついたとき
「自分も年を取ったんだ」と思いました。

30歳になり急に疲れが抜けなくなりました。
それまでは睡眠時間を削って遊び歩いていても平気だったのに、次の日に響くようになりました。
もともとボートで朝れんをしていたこともあり、朝は比較的強いほうですが起きられなくなりました。
ここでも2歳上の先輩に話を聞くと「30超えるとガクッとくるもんだよ。俺もそうだった」と言われました。

これ以降も何かのたびに、年齢を実感することが増えてきましたが、すべて以前の自分と比較しています。

二十歳のときであっても、高校生を基準にしていれば年を取っています。
30歳のときも、20代と比べると年をとっていると感じています。

当たり前ですが、人は以前の自分と比較すると常に年を取っていると感じるものなのです。
人は若くない時期の方が絶対に長くないものなのです。
だって今日の自分は、昨日よりも年を取っているのですから

コップの水があと半分あると考えるか、もう半分しかないと考えるのか

しかし、ここで考え方を変えて、未来の自分を基準にするように考えてみます。すると、今日の自分は常に明日よりも若いのです。
5分後の自分と比較しても、今の自分のほうが5分分若いのです。

考え方の基準を変えることで、今の自分は最も年を取っていたり、逆に最も若かったりします。

考え方の基準を変える、そもそものルールを変える、ものの見かたを変えてみる、こんなことで事実は同じなのに印象はだいぶ変わりますね


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