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「愛で動く」のか「恐れで動く」のか?<腰が痛いと良い練習ができない理由>

腰が痛いと人に優しくできない

人が行動するときの理由は大きくわけると2つになるそうです。

1,愛で動く
2,恐れで動く

<愛で動く>
愛する人にサプライズを仕掛けるときのように、純粋に喜んでもらいたいとか、助けてあげたいと思って行動することです。

これは、ポジティブに向上心を持ってのトレーニングや学習、頑張った自分へのご褒美や癒やしなど、周りの人に対してばかりでなく、自分に対しての行動も含まれます。

<恐れで動く>
〇〇になってしまうと困る、○○しないと後で大変なことになるなど。
ネガティヴな理由なので、行動にはストレスが伴います。

*腰が痛くなるからトレーニングしなくちゃ
*宿題を忘れると怒られる
*遅刻すると迷惑をかける

毎日の歯磨きのように「虫歯になったら困るから」と、最初は恐れでおこなっていた行動も、毎日の習慣になってしまうと、やらないと気持ちが悪い(気持ちが悪いから磨きたい!)になってくるものもあります。

自分が満たされていないと愛では動けない

誰もが愛で動きたいとは思っていると思います。しかし、愛で動くためには自分が満たされている必要があります。

*自分が腹ペコのときに食べ物を分け与えることは難しい。
*借金取りに追われているときに、寄付をするのは難しい。

同じように、動くたびに腰が痛いような時には人のために動いてあげようという気持ちにすらなれません。

腰が痛いとやる気が出ない

サプライズで誕生日のプレゼントをするなど、愛で動くことは、やらなくても良いことだったりします。当然腰が痛いときは、無駄なことはやりたくありません。

多くの腰痛患者が腰痛を克服すると「やる気が出た」と言い、頭の中で気になっていること、先延ばしにしていることをやってみようかなという気持ちになるのだそうです。

腰痛が無いとトレーニングの質が上がる

コーチの「激」でやらされるようなトレーニングは恐れで動くことです。
それとは反対に、きつい練習で自らを追い込むことは、愛で動くトレーニングです。腰痛など体に故障があるとできません。

トレーニングは「痛いけど頑張る」こともあります。
しかし、それが恐れ理由なのか、愛が理由なのか自分の心に聞いてみると、さまざまな気付きがあるかもしれません。

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