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今はツラくても・・・

起こっていることは同じ

今あなたに起こっている事実を、ポジティブに捉えるかネガティブに捉えるかで、心の状態は真逆になります。

”同じ事実でも見方を変える”ということを心理学では「リフレーミング」と言います。

今、あなたが腰痛で苦しんでいるとしても、リフレーミングすることで腰痛があることに感謝さえしてしまうようになれるかもしれません。

人によってとらえ方は違う

あなたは大勢の人の前で歌って欲しいと言われたらどう思いますか?
そんなとき私はできるだけそんな状況を避けたいと思いますが、人によっては、「うれしい!」「ぜひ歌わせて欲しい!」「自分の歌を披露したい!」と思う人もいます。
人前で歌うという事実は同じでも、人によって捉え方が違います。

自分の短所をリフレーミングする

人には「考えグセ」というものがあって、一般的に物事をとらえるときには悪い方に意識が向きがちになります。
そのため自分のことを考えるときも、良いところよりも悪いところの方に目が向きやすくなります。

しかし、考えてみると長所は短所で、短所は長所です。
自分では短所だと思っていることが、人から見ると実は長所だったりします。

*面倒見が良い ⇔ おせっかい
*いつも明るい ⇔ ノーテンキ
*慎重 ⇔ 計画的で失敗が少ない

腰痛をリフレーミングしてみる

腰痛でつらい思いをしている選手も、今は痛みの真っ只中にいて辛いと思います。
しかし、時間が経ったときに思い返してみると、「あのときに腰痛があったから、今の自分がある」というように思えるかもしれません。可能であれば、皆さんにそう思えるようになって欲しいと考えています。

私も今は腰痛専門の整体師として、腰痛を治す立場にいますが、かつては自分自身が腰痛患者でつらい思いをし、悔しい思いをしてきました。

その経験から「自分と同じような思いはしてほしくない」という思いが湧いてきて、整体師という仕事をするようになりました。
自分が苦しんだから腰痛の人の気持ちが判るし、恨み辛みを言いたくなる気持ちもわかります。腰の痛さも辛いですが、それ以上に心へのダメージが大きいことも経験してきています。

かつての私には、腰痛はネガティブな面しかなったのですが、今では感謝さえできるようになっています。

あなたも、今は腰痛で辛くても、未来ではその経験が役に立つかもしれません。

痛みの真っ只中にいると難しいと思いますが、腰の辛さもリフレーミングで都合よく考え直してみてください。
リフレーミングが、心が軽くなるキッカケになって欲しいと思います。


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