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(0日目)真っ白な気持ちでビートルズのアルバムを1日1枚づつ聞いた感想

ことの発端は昨年秋公開された映画「YESTERDAY」を見たことから。

最初は「ビートルズの名前を使ったワンアイデアもの」と思ってましたが、監督が「トレインスポッティング」の ダニー・ボイルなので、面白いかもと思い観てみました……ところ
「大傑作でした」
ビートルズの歴史的ヒット作を、新曲として初披露する事でこんなにもドラマが作れるなんてと驚きました。

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人生の夢と挫折、家族と仲間を背景に、音楽好きの主人公がビートルズの曲を盗作?することへの後ろめたさと後悔があり、ファンタジーと欲望、悪意と善意、仕事と恋人のドラマが展開し、最後にテーマを回収。
見事でした。
映画で改めてビートルズの曲を別の人の歌とアレンジで聞くことで、『とんでもなくイイ曲が多いこと」を再認識しました。

今までの人生あらゆるところでビートルズは流れてましたし、世界的に成功したNo1のバンドですし、メジャーすぎて語る人が多すぎて肯定も否定も出来ない存在。

良いには違いないけど、自分の人生とか趣味と何か関係あるのか? よくわからない存在でした。

昔レコード屋に行っても、CDは山程あり、それもマッシュルームヘアーのものもあれば、ヒゲに長髪で陰鬱なジャケ写もある。どれを買えば良いのかわからない。
結局ベスト盤のお得な「ザ・ビートルズ1」と、訳知りの雑誌で必ず褒められていた「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」しか持ってない。

実際のところどうなのか? わからないままここまで来ました。

しかし今や人気アーティストはサブスクで聴き放題というありがたい時代。
今こそ、無限の音楽サブスクの中から、あえてビートルズのオリジナル・アルバムをじっくり聞くことで、自分とビートルズの接点と関係性を考えてみることも2020年4月の新型コロナ引きこもりウィークの過ごし方としてありじゃないか。
ビートルズ活動中の英盤オリジナル・アルバムは12枚しかない。ホワイト・アルバム2枚としても13日
音楽誌「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト・ベスト1」に選ばれているビートルズに人生の2週間を捧げてみるのもとても有意義のように思えてきました。

そこで、自分に課したルールとして

・デビューアルバムから順番
・1日1枚のアルバムしか聞かない
・A面1曲目から順番に途中飛ばさない。
・なるべくオリジナル・アルバムに近い音質(モノが早いものはモノ)
・時間がある限り、飽きても何度も1日同じアルバムを聞き続ける

という作業をすることで自分の存在していない1963年にタイムスリップさせるという試み。

映画「イエスタデイ」の観客のように、先入観なく、頭を真っ白にして聞くとどうなのか?


これから時々NOTEに上げていきます!


他にキンドルでこういうのも書いています。


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