バチェロレッテ考察(ルールをどう捉えるか)
こんにちは、Le Lectierです。
今回は、話題になっている #バチェロレッテ について結果を見たうえで考えたことをお話ししたいと思います。
Amazon primeビデオで配信された、男性が女性を選ぶバチェラーシリーズの男女逆転バージョンとしてバチェロレッテは開催されました。
みなさんが注目した結果は、
誰も選ばない
という衝撃的?な結果でした。
(様々な考察をみると予想されていた方もいた様子ではありますが…)
そこで私がまず思ったのは、
「何してるの!? ルールは守れや!!」
でした。参加男性やほかの視聴者の方の中にも同様なリアクションを取られていた方が多くいらっしゃいました。
私の「リアリティーショー」に対する見方として、あくまで ”ショー”なのです。 女性が多くの男性から一人を選ぶという
ドキュメンタリーやお見合い番組ではなく
そんな中で誰も選ばないというのはかなりの衝撃とモヤモヤを感じました。
参加男性にルールの事を指摘された際に「これは私の旅です。」と述べたように、あくまでバチェロレッテにとってみればそれだけ本気だったのでしょうがこちら側からしたら残念でなりません。
そこで考えたのはルールの事です。
恋愛リアリティーショーにおける多くの人が考えているルール(明確に書かれていなくても)は、目の前にいる人から誰かを選ぶというものです。
バチェロレッテは悩んだのでしょうが、結果的にルールを破りました。そして視聴者の中には「本当にいなかったんだ!!だから仕方ないんだ」「ルール、ルールっていかにも日本人的で…」という人もいらっしゃいました。
一般社会で考えれば、小学校から高校の間での経験などから考えても、「15人前後の異性のうち誰かを必ず好きになる」ということはあまり考えられないとおもいます。そのため、今回の出会いを「リアル」に捉えればバチェロレッテの選択はなんらおかしいものではないと思うのです。しかし、リアリティーショーなのです…。
選ばなければいけなかった…
これまでのAmazonprimeやネットフリックス・AbemaTVなど様々なリアリティーショーがありましたが、選んでいたと思います。
そうしなければ、次回以降の視聴者の関心が「選ばれる人いるのか」になってしまうからです。
そうすれば、参加者にとっても不利益しかありません。
今回でいえば男性たちの思惑です。
正直言って、参加男性の姿はリアルではないとおもうのです。
今回の参加男性のみなさんはおそらく普段全くモテないということはないと思います。もしも、「人見知りでモテなくて自分に自信がない、そんな自分を変えたいと思って参加した」という(語る)参加男性がいれば、「アイドルの志望理由か!」とツッコミを入れたいところです。
本来はわざわざ番組に出る必要が無い男性たちが世界中に顔や名前を出す意味は様々だと思います。 アピールしたいことは十人十色だと思います。
そんな男性たちの番組内の姿がバチェロレッテは本来の姿だと本気で思っていたのでしょうか。
健康的でアウトドアなバチェロレッテに本気で選ばれたいと思っているのに、日傘・長袖長ズボンで参加するのでしょうか。
明らかに、家柄が良さそうな家に生まれ育っているようにみえるのに、”女性経験1000人のイベンター”なんて肩書で参加しようとおもうでしょうか。
リアリティーショーです。番組
自らの今後の職としての展望を考えない本当のリアル(バチェロレッテの顔・内面だけに注目した)のものを作ろうとすれば、番組の取れ高はないと思うのです。
バチェロレッテは「私の旅」と語っていましたが、私は視聴者の旅とすら思っています。テレビ局・広告代理店がどんな「企画」のものを作れば視聴者は「盛り上がるのか」、昨今でいえば「Twitterでバズるのか」を考えて作っていると思っています。
そういった意味を考えてもバチェロレッテが自分から応募したのであればリアリティーショーを勘違いしていたのかなと思います。
先ほど書いたように今回のように「選ばない」という選択肢が生まれたからにはかなり次回は厳しいのではないでしょうか。
他の考察でバチェロレッテ2はない(できない)とおっしゃっていた方がいましたが、その意見に同意しています。
「誰が選ばれるんだろう」と思うのから面白いのであって、「選ばれるような人いるのかな」では面白味はかなり減ってしまうと思うからです。
バチェロレッテは一回で終わり伝説になるか黒歴史になるかは視聴者次第といったところでしょうか。
以上 Le Lectierでした。
読んでいただきありがとうございました。
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