【歩いて】走っている人を抜くために必要なこと
3つの大事な要素がありますが、順番に解説していきます
3番目に大事なのがスピード
意外に思うかもしれませんが、スピードは大事な3つの要素の
3番目です。
スピードが速ければ速いほど、すぐに抜ける可能性は高く
当然、走っている人を抜く訳ですから、走るより速いスピード
これを出さないといけないのですが、
スピードが出せてもすぐに抜き返されては元も子もありません
2番目に大事なのはスタミナ
走る人を抜く、となると相手も走っているので
抜くためのスピードを出し続けなければなりません。
仮に時速8㎞(7’30/km)は一般的なジョギングの速度ですが
10mであれば4.5秒で走る計算になります。
今回のテーマは「抜くため」なので、走っている人は
前にいる、という想定です。
そうなると、100m先にいる時速8㎞で走っている人抜こうとすると
仮に時速10㎞(6’00/㎞)で「歩いて」追いついて追い抜く、となると
10m歩いて0.9秒縮まります。つまり100mで9秒縮まります
時速8㎞で100mを走ると45秒なので、双方ペースが変わらなければ
100m先の走る人に追いつくのは45秒かかります
つまり500mは時速10㎞で歩き続けてようやく追いつくのです。
500mはスピードを維持しつつ、抜いた後も抜き返されない
スピードを維持しなければいけないので「スタミナ」は
とても大事な要素です
1番大事な事は、=歩くフォーム=
テーマは「歩いて」走っている人を抜く、なので
自分だけが「歩いている」っと思っていたとすれば成立しません
走っている人にも
「歩いている人に抜かれた!あの人、速い!!!」
っとなるには、そのフォームが「歩いて」なければなりません
小走りのように歩いてしまっては、成立しないのです。
走っている人が、走っている人に抜かれるのは、当然のことです。
歩いて走る人を抜くことは、
難しいですが決してできないことではありません