見出し画像

等価交換の法則

ハンター×ハンターという漫画でアルカというキャラクターがいます。そのアルカにはナニカと呼ばれるもうひとつの人格が存在していて、「なんでも願いを叶えてくれる。」という能力を持っています。
しかし、それには以下のようなルールがあります。

①アルカのおねだりを3回聞くと1つお願いを聞いてくれる。
②お願いの大きさには限度がない。
③お願いが大きければ大きいほど、等価交換として次に大きなおねだりをされる。
④おねだりを聞くことに3回失敗すると失敗した人、その人の最愛の人、失敗した人と長い時間を過ごした順に、おねだりの大きさと等価になる人数分死ぬ。

YouTuberヒカルの言葉で「等価交換の法則」というものがある。すごいものを得ようとしたら、すごいものを捨てなければいけない。
自分にとって大切なものを捨てないといけない。月100万稼ぎたいという奴はいる。その覚悟が本当にあるのか。毎月100万稼ぐために何を差し出せるのか。営業で月10万の売り上げはすごいとして、月20万稼いだら1億円あげると言われたら人は達成する。1億円もらえるってわかってたら人間はすごい代償を支払うことができる。その感覚で普段過ごせていたら大体成功する。

ヒカルは工場に勤めていた時、給料手取り13万円だった。月100万稼ぐとしたら約10倍、10人分の働きだ。ヒカルは考えただけでもゾッとすると言っていた。それだけの対価を得ようとしてるって考えたらやっぱり生半可なことじゃ無理だと気づく。そのことに気付けたやつは成功する。

大きなものを得ようとするなら大きなものを捨てなければならない。それが大きなものであればあるほど、等価となるものを捨てなければならない。それが人によって、タバコであったり、お酒であったり、女の子であったりする。これが学生時代に問われるものが受験であるだろう。遊ぶ時間を捨てて代償を支払った人が高学歴である。このように幼少の頃からその選択は迫られている。それを仕事に当てはめると同じである。勉強したら高学歴になるように、やれば成功する。ただやった分が数字化されない分難しく、なかなかやる気が起きないということだけなのだ。

等価交換をはらう。これが自分にとって何が当てはまるのかはわからない。何が正解で何が不正解なのかもない。ただ大きなものを得るためには大きなものが必要であり、その覚悟があるものしか成功できない。二兎を追うものは一兎をもえないのだ。

世界で戦える身体を作るには美味しい油ものやお菓子を我慢しなければならない。練習をするためには遊ぶ時間なんてない。

人生は等価交換の法則なのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?