見出し画像

枇杷(びわ)染め

こんにちは🌿

今回は、先日スタッフで挑戦した"枇杷染め"について書いてみたいと思います✨

BALI島で出会った草木染めー

職人さんたちの傍でその工程を見守ったり、草木染め体験などで触れる機会はあっても、なかなか一から草木染めをするのは初めてのこと。

道具や材料を揃えるところから、すべて自分たちだけでやってみる!

それが新しい発見やクリエーションに繋がればというのが、今回のゴールといったところでしょうか。

たくさんの植物がある中から"枇杷"をセレクトしたのには、ある偶然とも言えるタイミングで知り合いの方から"京都東山清水寺参道"の枇杷の葉をいただく機会があり、エコバッグを自分たちで染めたいと思っていた私たちの元へ届けられたのでした🌿

画像1
枇杷の葉
枇杷の花
枇杷の枝
画像2
京都東山清水寺参道


| Process 1 |

枇杷の葉や枝を細かくカットします。
カットした枇杷の葉や枝・花から、染液を抽出します🌿🌿

画像3

色が出るまでグツグツ煮込みます。

1番煎じ、2番煎じと試しに何種類か染液を作ってみました✨

何色に染まるのか楽しみです♪

画像4
染め液完成!


| Process 2 |

染まりやすくするため、オーガニックコットンのエコバッグを豆乳に漬け込みます。

一晩、干して乾かします。

画像5
画像6


| Process 3 |

媒染液を作ります。

今回は、みょうばんと鉄の2種類を用意しました。

鉄触媒は、錆びた鉄をお酢で煮出して作ります。


| Process 4 |

いよいよ染めていく準備!

エコバッグを輪ゴムで縛ります。(後々分かるのですが、この縛り具合で染め上がりが変わるため、少しずつ縛り具合を調整しながら、色々と試行錯誤していくことになります🤲)

画像8
↑ スタッフみんなで縛り方を工夫中🌈

(インターンシップで来てくれた学生さんも一緒にがんばってくれました🤲🌿)


| Process 5 |

染液でエコバッグを煮込んでいきます。

染液で煮込む 約20分

媒染液に漬け込む 約20分

染液で煮込むの繰り返し

これを3回〜4回繰り返して、好みの色に染め上げていきます✨

画像9
煮込み中
色合い確認中✨
さらに煮込みます


さまざまな表情に染め上がりました🌈
スワッチ

一緒に染めていたスワッチを並べてみると、色の違いがよく分かります✨

自然の中にある色の多様さに感動してしまいます🌿🌿🌿

さらに媒染液によっても大きく色合いが変化することにも驚かされます!

みょうばん染めは、ピンク〜オレンジ🧡

画像12

鉄染めは、グレー系のブラウン🤎

画像13

出来上がった枇杷染めのエコバッグは、今後ノベルティなどとして、みなさまの元へお届けしたいと思います🕊✨

画像14

お楽しみに🌿



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?