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【創業者インタビュー】2人のエンジニアが創る、エンジニアが生き生きと働ける組織

こんにちは!wakwakの広報担当です!

今回の記事では、現役エンジニアでもある創業者2人のバックグラウンドや、なぜ起業の道を選んだのか、これからどんなチームでどんなことを実現していきたいのか、といったことについて語っていただきました。

■創業者プロフィール

梶山 大輔 Co-Founder & 代表取締役CEO
慶應大学経済学部卒。新卒でサイバーエージェントに入社。AbemaTVにてサーバーサイドエンジニアとして広告の配信システムの開発を担当。その後、独立しフリーランスエンジニアとして複数のスタートアップにてSaaSプロダクトの開発に従事。2021年8月にwakwakを共同創業し、代表取締役に就任。

舟山 大稀 Co-Founder & 取締役COO
フリーランスエンジニアとして複数のスタートアップ企業にてプロダクト開発を担当。その後、2019年にA1A株式会社に入社。製造業向け見積査定システム「RFQクラウド」の開発を担当。現在は株式会社StoreHeroにてShopifyアプリ・社内管理システムの開発に従事。2021年8月にwakwakを共同創業し、取締役に就任。

なぜエンジニアに?プログラミングとの出会い

ーー まずは2人がエンジニアになったきっかけを教えてください。

舟山:僕は高校生の時からエンジニアになりたくて、大学も情報系の学部に入りました。小学校3年生の時に初めてパソコンを買ってもらって、こういうの面白いからやってみたら?と両親に勧められたのがHTMLで、それが本当に面白くて。

梶山:家族にHTMLを勧められるってなかなかないよね。

舟山:当時ありがたいことに音楽とかスポーツとか色々な習い事をさせてもらっていて、何か一つ合えばいいと思って色々と経験させてもらった中で一番興味を持てたのがパソコンだったんですよね。とはいえ中学、高校の時はそこまで触っていなかったんですが、進路を決めるときにそういえば昔からこういうの好きだったなって思い出して。

梶山:僕は就職活動に失敗したことがきっかけでした。そもそも大学を留年していたので友人たちは既に就職活動を終えていて、ゼミ等の活動も特にしていなかったのでやりたいことの方向性もなかなか決まらず、そんな状態でもちろん面接で話せることは何もなくて…(笑)。だんだん就職活動自体が嫌になって引きこもるようになって、ずっとYouTubeを見る生活が始まりました。ある時たまたまホリエモンの動画でプログラミングの学習サービスが紹介されていて、なんとなく面白そうだと思ってそのサービスを使ってプログラミングの勉強を始めました。

ーー 偶然見たYOUTUBEがきっかけでプログラミングを始めたんですね!

梶山:今思えばこれが運命の出会いですよね。今の僕があるのはこのタイミングでプログラミングを始めたおかげです。勉強を始めて、何これ楽しいじゃん!仕事にしたら面白そうだなって。しかもそのサービスを運営している企業が、海外展開するからと英訳できる人を探していて、実はアメリカに住んでいた経験があって多少英語ができたので、これだ!と思ってすぐ応募しました。ラッキーなことに、そこで英訳を行う代わりにプログラミング教えてもらえることになったんですよね。

舟山:そんなとんとん拍子なことってあるんだって感じですよね。同じ時期に僕もその会社でインターンとして働いていて、そこで始めて梶山と出会いました。

インターンでサービス開発を経験、エンジニアとしてのキャリアスタート

ーー インターン先ではどんなことをされていたんですか?

梶山:僕はコンテンツの英訳をする役割として入社したので、まずはそれと並行してエンジニアインターンとしての研修を受けました。あの研修はかなり大変でした…。

舟山:僕も入社のタイミングで同じ研修を受けたんですけど、本当に大変で終了までに1ヶ月くらいかかりましたね…。アプリを作るっていう内容で手順は書いてあるんですけど、最初なので見ただけじゃわからないじゃないですか?やっぱり大学の授業よりはかなりレベルが高くて、そこで脱落する人も何人かいました。

ーー 2人はその研修を乗り越えて入社されたんですね!

梶山:晴れてインターンとして開発に携われることになって、JavaScriptの学習コンテンツをリニューアルするというプロジェクトにアサインされて、そこで舟山と同じチームだったことがきっかけで話すようになりました。

舟山:プログラミングをするインターンかと思っていたら、ゴリゴリに学習コンテンツを開発するインターンだったよね(笑)。

ーー インターンとはいえほとんど社員みたいな感じですか…?

舟山:本当にそうです!大学も休学していたので、朝から晩まで社員並みに働く毎日でした。プロジェクトのメンバーは僕と梶山の2人だけで、それが大変すぎて一緒に死にかけながら働くうちに自然と仲良くなった感じです。

梶山:当時はプログラミングも始めたばかりだったので本当に大変でした。仕事の相談も含め終わってから一緒に飲みに行ったり、2人でなんとか仕事をこなしていたのが懐かしいです。そんなこんなで気がついたら1年ほど経過していて、僕はそのままこの会社で社員になりました(一応この時大学4年生)。

舟山:僕はインターンを卒業した後、また別の会社で業務委託で参加することになり、本格的にエンジニアとしての仕事を始めました。最初の会社でフロントエンドの仕事をすることが多くて、そこからフロントエンドエンジニアとしての経験を積んでいくことになります。この辺りのタイミングで大学を辞めて、仕事に専念することにしました!

梶山:僕はインターンからそのまま社員になったんですが、ちょうど3ヶ月くらい経った頃にTwitterでサイバーエージェントの1day選考の情報を見かけて受けてみることにしたんです。当日は100人以上の学生がいましたが、1年間エンジニアとして実務をこなしてきた経験があったので、受かるだろうという謎の自信がありました。そしてこれが本当にトントン拍子に進んで無事内定をいただくことができ、翌年の4月から晴れて新卒社員として働くことが決定しました。振り返ると後半の2年くらいがめちゃくちゃ濃い大学生活でした…!

ーー このタイミングで一旦は別々の環境で働くことになるんですね。

舟山:そうですね、フリーランスとしてアパレル会社の管理画面システムを1人で構築したり、コーポレートサイトを制作したり何社かのスタートアップ企業で働いた後、A1A株式会社に入社して製造業向けの見積査定システムの開発を行いました。

梶山:僕はサイバーエージェントでAbemaTVの広告配信システムの開発に携わった後にフリーランスとして独立しました。その後舟山が関わっていた見積査定システムの開発に僕も業務委託として参加して、また一緒に仕事をするようになりました。

フリーランスを経て起業へ、wakwak創業

ーー そこからwakwak創業に至るまでのきっかけを教えてください。

梶山:創業ブログでも書いたんですが、サイバーエージェントを退職してからフリーランスで開発案件を請け負っていたんです。収入が会社員時代の3倍になって、少し広い家に住んで、たまに美味しいものを食べて、好きなときにタクシーに乗ることができるようになりました。でも何か物足りない。自分にとって人生の豊かさ=物質的な豊かさではないことに気がつきました。自分のためではなく、多くの人を巻き込んでチームを作って何か面白いことをやっていければと思い立ち、起業したのがwakwakです。

ーー その思いが社名にも込められているんですね。

梶山:wakwakという社名には、常に自分達がワクワクできるようなことをやっていこう!ということ、wakwakで働く人や、クライアント、関わるすべての人が同じようにポジティブな気持ちを持って働けるチーム/環境を作りたい、という二つの想いがこもっています。僕がそうであったように、幸せの定義は人それぞれ違います。それはバリバリ働いて成果を上げることかもしれないし、好きな人と一緒にのんびり過ごすことかもしれない。新しいことに挑戦することが楽しい人もいれば、変わらない日常を幸せだと感じる人もいる。一人一人の正解があると思っています。なので、もっと自由に気楽に誰もが理想の人生を追求できる時代に、そこに向かってwakwakで事業を展開していくことができればと考えています。

ーー wakwakの中での2人の役割を教えてください!

梶山:僕がフォワードで、舟山がゴールキーパーですね。僕はわりとやりたいことや思いついたことに対して勢いで進んでいくタイプなのですが、舟山がリスク管理だったり、より細かいところに気づいてくれるんです。そのおかげで全力で前を向いて進んでいけるんだと思っています。

舟山:明確に役割分担をしているわけではないんですが、自然とそうなっていました。

梶山:僕が考えていることを、うまく言葉にして伝えてくれるのも舟山かもしれない…。毎週1度は必ず2人で直接顔を合わせて話すようにしています。wakwakは最初は僕が1人で運営して業務委託で舟山に手伝ってもらう予定だったんですが、昔から一緒に仕事をしてきてパートナーとして信頼できるのは彼しかいない!と思って役員として入ってもらいました。

舟山:逆に梶山には僕にはない勢いがあるので、そういうところを尊敬しています。たぶん自分1人だとリスク管理に気持ちが行き過ぎてもっと小さく収まってしまうと思うんですよ。その辺の大胆さと、同じくこれまで一緒に仕事をしてきて、友達といった関係性とはまた違った信頼感があり、一緒にやっていくことに対して不安や違和感がなかったのが大きいです。

スタートアップではない?これからのwakwakについて

ーー wakwakはスタートアップではないとのことですが、理由は?

梶山:先ほどwakwakに関わってくれる人がそれぞれの幸せを追求できるような環境を作っていきたいという話をしたかと思うのですが、それには必ずしもスタートアップである必要がないと思っています。これは自分自身がスタートアップで働いてみて感じたことなのですが、あまりにもリターンが見合っていないことが多いなと。例えばこの会社は◯年後に上場を目指してるから一緒に頑張ろう!と言ってミッションやビジョンを押し出して、会社のために頑張りますと言ってくれる人を増やすわけなんですが、結局創業メンバーだけが儲かって社員にあまり還元がなく、実態として報われないことの方が多いという現実がすごく悲しいです。(もちろん全てのスタートアップがそうではないですが。)会社のために個人の今を犠牲にする必要はなくて、今を楽しみつつ、伸び伸びスキルも高めてやりたいことをやって暮らすっていうのもありなんじゃないかと、僕は思います。

舟山:急激に事業をスケールしないことにもちゃんと意味があるんです。現在wakwakで運営している「開発チームレンタル」でいうと、急拡大していくとなった場合もちろん僕たち2人では手が足りないので、エンジニア採用の担当者やクライアントとやり取りする営業担当者に入ってもらって、仕事をお任せすることになると思います。ただそうなると、どうしてもクライアントの企業様に満足していただけるクオリティの担保や、エンジニアが働きやすい環境の提供といったことが難しくなってきます。売上だけを求めて事業を大きくしていくのは理想の形ではないので、まずはエンジニアである自分達が主体となって動いて、サービス、組織の基盤をしっかりと固めていきたいです。

梶山:僕たちがやろうとしていることで、社会に大きなインパクトを与えることはまだ難しいかもしれないですが、まずは自分自身や家族、友人、一緒に働くメンバーといった身近な人たちの幸せという観点でビジネスを展開していけたらと思っています。

ーー その中でまず「開発チームレンタル」のサービスを始めたのはなぜですか?

舟山:wakwakで思い描く世界を実現するにあたって何ができるのかと考えた時に、まずはエンジニアである自分達の経験を活かした事業をやっていこうと思い立ちました。僕も梶山も社員として組織に所属した経験、フリーランスとしての経験の両方があり、エンジニアの視点から、エンジニアにとって働きやすい環境を提供することができると思っています。

梶山:やっぱりエンジニアって基本的にみんな職人気質で、クライアントとの交渉とか、仕事を自分から取りに行ってみたいなことってあまり得意じゃない方が多いと思うんですよ。そこにあまり頭を使いたくないというか。それを自分達がやることによって、ストレスを軽減して開発に専念してもらうことができるという点と、自分達自身がエンジニアだからこそ働きやすい、面白い仕事を見つけられるし、何がエンジニアにとってストレスなのかもわかっているので、そこは安心して参加してもらえると思います。

舟山:あとこれは僕が今までの会社で社員としてエンジニア採用に関わってきた視点なのですが、やっぱりマッチする人を採用するってすごく大変なんですよね。なのでエンジニア採用市場にも良い影響、変化を与えていきたいです。

梶山:在籍してもらうエンジニアメンバーの面談は今後も僕たちが実施していくので、スキル感と案件を照らし合わせながらマッチする仕事を紹介することができます。そのため企業の採用担当の方にとっても面談でスキルを見極める必要がなくなり、実際に稼働してもらった後にマッチしていなかったというリスクを軽減できるというメリットもあるんですよね。

舟山:既に何社かの企業さんでサービスを利用していただいているのですが、案件スタートの前に実際にwakwakのエンジニアと面談をしてもらっています。現時点で面談でNGとなった事例がなく、在籍エンジニアのスキル力の高さはwakwakの強みの一つですね!

ーー 「開発チームレンタル」について、今後どんなサービスにしていきたいですか?

梶山:ずばり、「最強のエンジニア集団」です!wakwakに所属することがステータスになるような、ここにいれば面白い仕事ができて、技術も学べる、エンジニアのコミュニティみたいな感じにしていきたいです。どんどんこの輪が広がっていって、自分で仕事をとってくるよりもwakwakに所属して仕事した方が楽しい、みたいな。

舟山:企業からも、やっぱりwakwakに任せたいと思ってもらえるようなサービスに成長させていきたいですね!

梶山:そうですね!なので今ワクワクするようなことを求めているエンジニアの方を絶賛募集中です。こんな案件やってみたいといった意見も大歓迎なので、面談時にその辺りもヒアリングできればと思っています!

舟山:エンジニアの勉強会や交流会などのイベントも積極的に開催していきたいと思っているので、たくさんの方に参加していただけると嬉しいです!

ーー 最後に

wakwakでは「開発チームレンタル」に所属し、一緒に組織を盛り上げてくれるエンジニアの方を募集しております!働く時間も、場所も自由。ルールに縛られない環境でモダンな技術を使用した開発に挑戦したい方、下記のリンクよりぜひご連絡ください。とりあえず話しを聞いてみたいといった方も大歓迎です!

▼詳しい募集要項はこちら
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