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【山行記録】冬季限定、東尾根から登る爺ヶ岳は最高でした

北アルプス爺ヶ岳へ冬季限定の東尾根から登りました

バリエーションルートですが、先行者のトレースと天気、同行者のおかげで無事に登ることがきました

山頂では目の前にドーンと剱岳と立山がある最高の眺望が待っていました


はじめに

爺ヶ岳東尾根はその名の通り爺ヶ岳(中峰)から東に延びる尾根です
夏場は藪が酷く雪の積もった冬季限定のルートになります

天気、積雪、トレースなど雪の状態により難易度は大きく変わると思います

登った日の天気は最高で、雪も程よく締まっており、風も次第に弱くなり、トレースもバッチリでした

この日の注意ポイントは下記でした

  • 歩き始めの急登

  • P1(矢沢の頭)手前にあるナイフリッジ

  • 山頂直下の急登

約6キロで標高差1700mを登るコースだから納得の急登でした
山頂直下はガチガチに凍っていたら怖いだろうなと思いました

ナイフリッジはほどよい雪とトレースのおかげで無事に通過です

天気と先行者様のトレースに恵まれ、同行者のおかげで無事に登ることができたと思いました

鹿島山荘前の駐車スペース

厳冬期の爺ヶ岳へ挑戦

1.のっけから笑っちゃうような急登

スタートしてすぐに急登です
北アルプス三大急登なんてレベルではありません、もっと上だと思います
さすが、バリルートという感じの急登が続きました

振り返って斜面の先が急すぎて見えない

2.日が昇ると素敵な霧氷の世界が広がってました

暗い中では分かりませんでしたが、
日が昇ると素敵な世界が広がっていました

急登が落ち着いてきたかなと思いますが、
ずっと登りは続きます
先行者のトレースがとてもありがたいです

3.爺ヶ岳が見えてからが長いです

周りの木が低くなってきて森林限界が近いかなと思い始めた頃
ドーンと目の前に目指す爺ヶ岳が見えました

ここまでかなり登りましたが、
目指す爺ヶ岳はまだまだ遠いようです
やっとスタートラインに立った気分でした

小さなピークをいくつか越えていきます
トレースがステップになっておりとても助かりました
ここは下山時に高度感があり注意でした

4.心配だったナイフリッジ

ナイフリッジは踏み固められた雪と皆様のトレースのおかげで無事に通過
一歩ずつ慎重に歩けば大丈夫でした

写真だと問題ないように見えますが緊張感はあります

5.近いようで遠い爺ヶ岳

P1(矢沢の頭)に到着すると最後の稜線歩きです
ここからは日によっては風が強いと思います
この日は、午前中は強かったけど次第に弱くなってくれました

急登で酸素が薄いため、少し登っては休憩を繰り返しますが
となりを見ると針ノ木サーキットの山々で励まされました
あと少しだと思うと嬉しくなります

更に奥に見える槍ヶ岳をセンターにして最高です

6.爺ヶ岳山頂では最高の眺望が待っていました

今まで見えてなかった剱岳と立山がドーンと見えました

そしてお隣には双耳峰の鹿島槍ヶ岳

槍ヶ岳と穂高の山々もいいです

はぁ~、最高です

凄い絶景で下山したくないけど後ろ髪を引かれながら下山開始です
これから下る尾根が素敵すぎる

一気に下り、登山口の標識です

あとがき

爺ヶ岳東尾根最高でした

北アルプスマジック?
いや、そんなことない!

まだ最高の余韻が残ってるから魔法じゃなくて現実です
また行きたいと思う素敵な場所でした

こんな素敵なきっかけをくれた山友さん、
そして山を歩く事を快く送り出してくれる家族、
ここまで読んでくださったあなたに心から感謝いたします
本当にありがとうございました

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