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`今から始める!10年後の自分に贈るギフトの育て方`講座、を作っています。キリロムで。

デンマークの話、カンボジアの話、海外進学の話。これまで様々な学校で授業を行なってきたが、第4弾として準備しているのが`今から始める!10年後の自分に贈るギフトの育て方` 講座だ。これぞまさに、リカレント教育の中枢ではなかろうか、と思っている。

※注記:リカレント教育とは?
日本ではリカレント教育は「大人になってからも学ぶこと」「生涯学習」「学び直し」という言い方をされている。日本では「教育=学校」という解釈が一般的だ。私の思うリカレント教育は「一生学び続けること、つまり、学ぶから変化し続ける人生」ための教育だと思っている。それが、自分はもちろんのこと、自分の周りや時には大きな影響力を持って多くの人の幸せ誘引につながることではないかしら?

デンマークにはフォルケホイスコーレという学校がある。聞いたことがある方は少しずつ増えているだろう。17.5歳以上の人なら外国人でも入学できる学校で、対話を中心とした、試験などもない、思いっきり学んだり、疑問を投げかけたり、とことん話あったり、悩みを打ち明けたり。教員も生徒も同じ敷地内で生活を共にし、その後に来る人生の岐路をスムーズに迎えるための経験をする場だ。私は2020年に半年間、フォルケホイスコーレで学んだのだが、その1年前に入学相談をした時は「日本人は大人が変わらないと、子どもたちの足を引っ張ってしまう。そのために大人が立ち止まって人生を考える学校を作ろう」と思っていた。その思いを変えた背景はまたいつか、、、

息子が卒業旅行で海外に行く準備をしているのを横目で見ていて思い立ったのが、久々のキリロム訪問。今、ほぼ全ての仕事をオンラインでできるのだから、リアル訪問が必須な場面がまだ出てこないうちにと急遽チケットをとった。そして、2年数ヶ月ぶりのキリロムに来たのだが、カンボジアの地方選挙で3日間の営業休止でレストランを独り占めできているという幸運に恵まれたのだ。

さて、`今から始める!10年後の自分に贈るギフトの育て方`講座だが、なんて素敵なネーミングだろうか。「こんな話を中高生にしたいね」という話しの中から仲良しの先生がこのタイトルをつけてくれた。実は私の授業のタイトルはどれも学校の先生がつけてくれている。不思議なご縁に感謝。そして、それでは私自身が自分の10年後のために意識してどんなギフトを準備してきたかを整理しなくちゃ、と思いついた。今回のキリロム滞在では、私自身の10年後に贈るギフトの種もいくつか見つけたいな、と思っている。今日は今日はこの本を読み直してから各種お仕事に取り掛かります。通勤もない上に、大自然の中。セミの声と鳥の声、木々が風にそよぐ音と映画の中に自分がいるような気がします。

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そして、今回の私の宿泊は職員寮となっています。お部屋からの景色をおすそ分け!

下町はカンボジアだから暑いのだが、キリロムは涼しい。
窓の外は森?ジャングル?鳥と虫の声が心地よい。


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