Stand Up Comedyで舞台に立つ。誰よりも英語が話せない代わりに、メキシコ人のイケメン3人をアシスタントに起用。1人でできないことも誰かと一緒ならなんとかなると言う好事例ではなかろうか?

私の今回のデンマーク生活での一番のイベントはこの Stand Up Comedy で舞台に立ったことだ。

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インプットはたくさんしてきた。そして、自分の後悔として、自分から輪の中に入らなかったので英語力は伸びなかった。(ヒトの時間をもらうのは悪い、とどうしても思ってしまう。みんなは私の英語の勉強に付き合うためにここにいるのではない、と言う理由をつけて、自室にいたりする。そして、結果として英語力は伸びず。ただ、英語で話しかける勇気力?は確実に伸びましたので、お許しください!)

笑いはhappyやjoyの呼水だと思っている。私は笑顔を上手に作れるタイプではないから、今後は「相手の笑顔を誘引できる服装」を心がけようと思っている。そのツールになるのが、帽子などのアクセサリーでもある。

さてさて、inputは毎日しているのだが、outputの場がない。英語力が伸びなかった分、何か形を残したいと思っていたら、授業全体の前半と後半の間にalternative weekと言うのがあり、通常の授業とは違う1週間がある。ガーデニング、ボランティア、ハイキング、、、いくつかある中で私はStand Up Comedyを選んだ。このwordで検索すると、アメリカやカナダの第一人者がYouTubeで出てくる。そして、早口の英語で捲し立て、会場が大笑いしている。「いやー、これは無理だな〜」と思いながらも、先生に相談する。「

簡単な英語をゆっくり話しても笑いは取れるよ

その一言で決心。笑いを取るコツや、ジョークのコミュニケーション設計、そして世界の笑いの事例を学びながら自分のコンテンツを作る。今回の対象者はIPCの学生や関係者だ。できることなら、世界に通用するお笑いコンテンツを作りたかったのだが、目の前のaudienceが笑えないものを一生懸命練習しても意味がない。なので今回はハイブリッドにした。息子の話とIPCでの生活を掛け合わせた内容だ。

・宿題をしない息子の代わりに犬が学校に行った
・デンマークにきたら、息子の代わりにメキシコ人のトラブルメーカーがたくさんいた

そんな話を、メキシコ人に手伝ってもらいながら5分間話した。3日間ほどずっと暗記・練習したのだが、笑いを取れたところはコンテンツではなく、ふとした行動だった。

・マイクスタンド代わりのLuisがいない
・世界の挨拶のデモンストレーションのAllanが、デモより前に舞台に上がってくる
・私がセリフを忘れた時のためのカンペを持ってくれているEmilioの紙送りが先に行きすぎてアテにならない

そんなたびに笑いが起きる。みんなが笑うと嬉しくなって、私もアドリブで笑わせようとする。

イギリス人の英語は第二言語が英語の人たちには速過ぎたり、アメリカ人の「USA、USA」の掛け声が外国人には理解できなかったり、、、と、みんなも様々な常識に違いに驚きながら、これも一つの critical thinking の場になったのではないかと思う。

そして、ここで度胸のついた私は、もっとみんなと会話するようになる、、、と言うストーリーだったのだが、相変わらず、人前にはなかなかいけない。「私はshy(シャイ)だから、、、」と言っても、みんなは理解してくれず、いずれにしても年代があまりにも違うので、あまり一緒にいられないのも仕方がないか、と私もあっさり諦める。

1人だけ特別に年齢が上なので、誰もが私のことを知っている。私の名前を知らない人はいないのだが、やはりここに来る前にもう少し英語が話せるようになっておくべきだったと仕切りに反省する。話したいこと、聞きたいことがたくさんあるのに、言葉が出てこないのだ、、、

が、Stand Up Comedyの舞台に立ったことで、私の未来は格段に明るくなりました!

Angelo先生、ご指導ありがとうございました!

Stand Up Comedy: Ep31 - Waka IPC Students Movies 


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