地方の価値って?

今日は朝10時から塩尻未来会議に参加して、eumo Academyの応募書類を整えて、本屋で本を仕入れ、夕方は実家におりました。

塩尻未来会議。なんか目指す方向が一致しているのか共感すべきところは多い時間であります。
今回はNPO法人MEGURUのお話等お伺いさせていただきました。

人生100年時代と言われて久しいですが、「はたらく」の価値観が変わってきている。
個人にとっては、今までは組織のための個、つまり経営陣が方向性を決めそれに従ってマネージャーが現場を管理し動かしていくようなものであったものから、個のための組織になってきている。
価値観は多様化してきており、しかもICT革命は直接顧客に届けることを可能にした。そうした中では、一律のサービスや商品では価値を見出しにくくなってきている。個人一人ひとりが自律的に自発的に世の中に貢献できる価値は何かを考え、行動し、価値提供を行っていく。そのために組織を使う。組織としても、多様化し変化の早い世の中に対応していく為にはより効率的な経営が求められ、多様な人材を活用また育てていくことが必要となってきている。

塩尻市(塩尻に限らず地域全般もそうだとは思うが)では課題は、多種多様に富んでおり、いい意味でも悪い意味でも行政主導の側面があり、実行者、結局誰がやるの?って言う壁にぶち当たる。
そこでNPO法人MEGURUを活用して、個人の多種多様なキャリアを後押しし、地域で多様な人材の活躍の場を創る動きのようだ。
人の可能性が成長によって最大化され、人がそれ自体に喜びを感じ、地域の成長につながる。そんな地域に価値を見出す人が集まりまた成長する。と言う人と地域の持続的成長循環モデルを構築したいとのことであった。

非常に共感度が高い話である。
地域の良さは?と聞くとまあ真っ先に出てくるのは、「豊かな自然。」という回答である。
もちろん地域には豊かな自然があり自然と共に暮らす風景が残されている。
もちろんそれは立派な価値の一つではある。
でもそれが表に出過ぎているように感じる。受ける側もいく側も。

都市に出ていく意味ってそもそもなんだろう?
元々はお金が稼げるから?近くにスーパーがあって便利だから?楽しみがいっぱいあるから?
もちろんいろんな理由があるとは思うが、僕は「成長」できるチャンスが都市の方が格段に多いからって理由もあるんじゃないかと思う。

大学にいくにしても、就職して働くにしても、起業するにしても。
いろんな人に出会えて成長できるし、いろんなモノに出会えて成長できる。
そう感じている人は多いのではないだろうか。

これからの地方は、自然環境にプラスして自分自身が成長するという価値に出会える場である状態を創っていくべきだと思う。
その為には、多種多様な人材が地域で出会え、学ぶことができるシステムが必要だろう。

そういったことにオンラインというかこのICTの技術は大いに活用することができる。大学のあり方、働き方のあり方等社会の変革も期待すべきことであるが、オンラインとリアルの適度な融合こそ都市にいる以上に成長するタイミングに出会うことができるという状態を作り上げていきたい。

川上村では、先日オンラインコミュニティを立ち上げたところであるが、僕個人的には将来はそういった仕組みの一部としてこのコミュニティを創り上げていきたい。様々な人に出会えて様々な学びがある。

僕は、人であり、最終的には人間同士のつながりや成長、そしてそこからできることは何かって視点にある意味絞って考えるなー。

今日も一日ありがとう。

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