かわかみらいvol.1

川上村オンラインコミュニティ かわかみらいvol.1終わりました。

いやー難しい。
まだそんなところにいるのかと言われるかもしれませんが、今回感じた難しさを書き記しておきたいと思います。

複数人で取り組むこと

オンラインでもリアルでもそうだと思うが、これ一人でやるのはなかなかしんどい。
いろんな方がおっしゃってはいるが、特にオンラインで実施し、グループ分けを恣意的に行う場合、ホストがやる作業は大変多い。
必ず共同ホストを設け、一緒に当日運営していくことだろう。
リアルのイベントに比べてオンラインの場合は用意する物理的なモノは少なくて済むかもしれないが、実際始まれば、結構やることは多いものだ。
誰かと一緒に取り組むことが必要だろう。

単純に運営上の理由からもそのような人は必要であるが、コミュニティを成熟し、継続していくためにも協力者の存在は大きいものだ。

回を重ねていくごとに、協力者を募っていきたいと思う。

時間配分の重要性

10人〜20人規模のミートアップのような場合、やはり大抵対話をしたいという参加者が多いように感じる。
今回の時間配分は以下のようなものだった

10分 チェックイン、ミッション・ビジョンの共有
15分 3人ずつのグループに別れ、川上村の強み弱みについて対話
10分 グループでの対話の結果を全体に共有
15分 先ほどとは異なる3人でグループに別れ、再度強み弱みについて対話
10分 グループでの対話の結果を全体に共有
   まとめと次回に向けて

こんなスケジュールだったが、参加者からは「15分では対話の時間が少し少ない」という声が多かった。
それだけ熱心に話をしていただいたと歓迎すべき部分も当然あるが、主催としては時間配分に誤りがあったと自覚するべきだろう。

いろんな人と交流をしてほしいとの想いで2度に分けてグループにしたが、1回の開催で何もカニもと欲張らず、30分程度時間をとってじっくり話をしてもらった方が良かったのかなと思う。

ファシリテーションの重要性

今回痛感したのは、ファシリテーションの難しさだ。

テーマを「川上村の強みと弱み」とざっくり設定したのもあって様々な意見が出され、それを瞬時にまとめていくことは、とても難しいなと感じる。

僕なりに今回出てきた意見でまとめたのは

川上村の目指すべき理念
 川上宣言をはじめとする理念に共感してくれている部分が大きい強みではないかということ

今資源化できるコトモノヒトがあることの視点
そしてそれの使い方の視点
またそれを次世代に継承していく視点

の話が主だったのではないかと感じる。

とはいえ、元々の声かけが川上に関する知識を問うていないことから、その知識の差で話がつながらなかった部分も散見されたのではなかろうかと感じる。

次回は一度、川上村の理念、川上宣言をキーに川上村の概要を紹介する回にしようかと思う。

いずれにせよ、話を回し、誰もが話やすい雰囲気を作り、話をまとめていくファシリテーションの役目はとても重要でとても難しいなと感じた。
このコミュニティを運営していくことで勉強していきたいなんていえば参加者から怒られてしまうかもしれないが、僕個人も成長していきたいなと感じる。

コミュニティの方向性を見失わない

ファシリテーションにも通じるかもしれないけれど、なんのためにこのコミュニティをやっているのか、そことずれてはいないかは常に気にしておかなければならないなと思う。

このコミュニティのミッションとビジョンはいかにしている

ミッション
 多種多様な人のつながりをキーに川上村の価値を高めていくこと

ビジョン
 川上村をキーに集まる人々がお互いの知恵やスキルを提供しあい、自分自身や仕事に対する刺激を得る場となる。結果、川上村に新たな価値を提供していく装置となる。

このミッション・ビジョンと離れていないか確認は常にしておくべきだなと感じる。また、これは立ち上げの時に僕が考えたモノでもあるため、ある一定のところで、参加者と意思を統一する作業も必要になってくるのかもしれない。

コミュニティの存在意義のところは忘れずに今後も取り組んでいきたいなと思う。

コミュニティの雰囲気の醸成

そして雰囲気の醸成だ。
誰もが発言しやすい雰囲気を保てているか、そういうところは気をつけなければならないなと。

複数人で取り組むこととしたのも、グループ分けした時に少なくともちょっとしたファシリテーション役を頼む人には一声かけておくべきだろうと思う。

人が醸し出す雰囲気があるように、コミュニティにも雰囲気があるものと思っている。そしてそれはコミュニティにとってなんとも言い表しづらい貴重なものになり、文化になっていくだろう。

そんな文化を丁寧に育てていくこともまた、コミュニティを継続していく上で大事だろうなと思う。


そんなこんなで、川上村オンラインコミュニティ かわかみらい なかなか難しいけれど楽しみはある。
今回も結局12人の方に入っていただいたが、時間が足りないというくらい熱量を持って参加してくれていたことは確かである。

本当に感謝すべきことでありがたいなと感じる。

僕には僕のできることをこのコミュニティに捧げていき、皆さんとともに創り上げていきたいなと思う。

今日も一日ありがとう。

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