WHO YOU ARE

「WHO YOU ARE」という本のABD読書会に参加していました。


ABD(アクティブ•ブック•ダイアローグ)とは
 1冊の本を分担して読んでまとめ、発表•共有し、気づきを深める対話をするという読書手法。

ABDを使った読書会に初めて参加してみました。

感想は、なかなか大変だなと。
まとめる部分でもっとしっかりまとめられたのではないかと思ってしまいました。
でも、対話とセットになっているっていう部分がすごく好きでした。
僕は、自分の感じたことを言語化することがまだまだできないけれど、こういった場で言葉を選び、発することで自分の中の整理にもつながるなと。

本自体はというと、すごく学びの多い本だなと感じる。
本書では、歴史的な例や企業の例、一見関係なさそうな刑務所の文化の例などを取り上げながら、最終的に自分はなりたい人間になっているかと問いかけている。
そしてそれこそが素晴らしい文化をつくることだと。

文化は倫理的に正しいものでなくてはならず、正しいこととは何かをことあるごとに打ち出すことが必要。

自分個人としても、仕事をする一人のワーカーとしても、この「なぜ?」という部分をやはり考えて、明日からも過ごしていきたいなと思う。
そこで、目指すべき方向がずれているのであれば、それは組織の話であれば組織と対話することが必要だし、個人間のものであっても個人と対話することが必要。
対話という時間は絶対的に必要なものであると思う。
そして、ありのまま の自分を勇気を持って出すこと、相手が出したありのまま の相手を受け止めること。
そんなところから心理的安全性の確保がされてくるのではないだろうか。
いずれにしても、心理的安全性の高い場が必要だと思う。

そして参加されていた方がお話されていた言葉が印象に残った。
大小様々なコミュニティを作り運営してきたが、二つ大事にしていることがあると。

1、入り口は狭く、熱量は高く
   人間の多い少ないではなく、熱量が高い状態に持っていくことが必要。
   そのためには、ある程度入り口は狭くした方が良い

2、3つのき(でき・やるき・むき)
   つまりは、能力とモチベーションと向かう方向。
   能力とモチベーションは後からでもついてくる。最初に兼ね備える必要はない。
   でも、目指すべき向きは後から変更は聞きにくい。
   向きがあっているかは、そのコミュニティにいてもらうかの大きな判断基準。

うんうん、確かに。
目指すべき方向が違っていてはもともこもないよね。
その意味で、コミュニティメンバーには口酸っぱくビジョンというか目指すべき方向を共有することが必要なんだな。
オンラインコミュニティにも応用をしようと思います。

本日の学びの時間でした。

今日も一日ありがとう。

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