ワーケーションの可能性

TeamWAA7月セッション

ワーケーションがテーマでした。
菅官房長官の発言もあり、大きく世の中の流れが変わってきた感じがありますね。

ワーケーションとは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、概ねリゾートなど環境の良い場所で、休暇を兼ねてリモートワークを行う労働形態をいうと理解しています。

リゾート地に限らず、日本全国の地域にとって可能性のあることだと思います。


僕が思うワーケーションをする意味は、
「自然と一体となって働くことでストレスフリーに働きたい場所で働くことで効率的に業務を進めること」

「現地の人と接することで自分自身の成長、気づきに変えていく」
ってことなんじゃないかなって整理しています。

その意味で、今日のお三方、白浜エアポートの岡田信一郎さん、ライジング・フィールドの森和成さん、Business Insider Japanの浜田敬子さんのお話は大変興味深かったです。

最後の、島田由香さんの質問もすごく良かった。
「受け入れ地域の住民がどう感じているか、どう思っているかはすごく大事だと思うのですが、その辺りはどのように進められましたか?」

お三方が共通していたのは、三点。
・地域としっかり対話をするっていうこと
・地域がわかる言葉で伝えること
・小さな成功を積み重ねていくってことだったと思います。

その通りだなと思います。
その辺りの地固め、住民とのパイプ役になるのが行政であり、役場の仕事なんだろうと思います。

地域はやっぱり家と同じで、人が行き交ってこそ活性化すると思っています。
そこにどんな人が集うか、交わるか。そんなことは地域にとっての価値になるはずです。

ワーケーションは、リゾート地だけの施策ではありません。
様々な地域、全国のありとあらゆる地域にとって可能性をひめた施策だと思います。

まだまだリモートワーク、ワーケーションを実際にやる人は、絶対数でいうと少ないです。でもそこが何万人、何百万人となったとき日本の形は大きく変わってきていると思います。

住民という枠をこえて地域と関わることのできる仕組み作り、様々な制度面も変えていかなければならないんだろうなと思います。
決してその地に365日住んでいることだけが住民要件ではない時代が必ずやってくるはず。

そんな中、僕に今できることは何か。
オンラインと地域の親和性を高め、川上村に集う、交わる人を見える化していくこと。リモートワークってこういうことなんですよ。こういう選択肢もあるんだよってのを地域に見せていくこと、そして、居住地の垣根を越えて人が交わる場をつくること。
そんな小さなサクセスを積み上げていくことなんだろうと思います。

リモートワークが正で、オフィスにいくのは悪とは言いません。
でもその瞬間瞬間でいたい場所は違っていいんじゃないかと思います。

要は、多様な価値観を受け入れ、選択することのできる社会、文化が必要なんだろうと。
そういった文化を川上村で発信していくこと、川上村はこんな選択ができますよって発信していくこと、これはすごく大事なことだと思います。

そしてそれは必ず、川上村にとっての新たな価値につながります。

そのために、いく側にとっても受け入れる側にとっても心理的安全性を担保すること、ある種家族のような存在になることって大事なんだと。
お互いに嫌なことはいや、これいいじゃんってことはこれいいじゃんって言える関係性を作らないとなと。

自分自身をショーケースに見せていくってことが大事だと感じています。

今日も一日ありがとう。

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