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日本・水に流す力、白紙にする力

人類は、まだ戦争をやっているレベル

ロシアーウクライナ戦争が、世界に衝撃を与えています。

世界の平和を守る役割の国連安全保障理事会の常任理事国・ロシアが、

先制攻撃を仕掛けて一般住民を虐殺し、

都市に空爆までしてしまう事態が続いています。

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写真:Ivor Prickett/The New York Times

「この戦争をどのように終わらせるべきなのか?」のテーマが令和哲学カフェでも話題になっていました。

この問いには、どこからどのように応えたらよいでしょうか?

戦争をどう終わらせるべきか

ロシアは、領土を奪いに来ていますし、ウクライナは、クリミア半島からもロシアを追い出したい考えでしょう。

ロシアに勝たせれば、戦争を仕掛けたことが成功することになりますし、

ウクライナに勝たせれば、戦争を仕掛けたことが失敗することになります。

例えば、平和を優先させて、今すぐに戦争を終結させるとすれば、ウクライナは領土を放棄してロシアに割譲することとなり、世界に対して戦争を仕掛けるのが〇というメッセージを与えることになります。

これは、人類の精神を問う選択でもあります。

命を守るために、軍事力によって、他国を支配することを許してしまう人類なのか?

それとも、軍事力によって支配されてしまうことを許さない人類へと命を懸けるのか?

どちらを選択するべきなのでしょうか?

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日本は何を主張するべきなのか?

日本は、かつて人類で最も精神性が高い国を誇っていました。

それは、SAMURAIの精神です。

それは、命以上に大切な何かのために、命を使うことでした。

命の使い方として、生命上の死とは、命の使い方の最大のチャンスとなるからですね。

そのことは、「生きるとは、死ぬここととみつけたり」(葉隠れ)「総員死ニ方用意」(戦艦大和の沖縄特攻で砲塔に掲げられた黒板のことば)などと表現されていました。

アジアを救済し、人類を一度は救済した明治維新を駆動させたバックボーンがSAMURAI精神です。

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SAMURAI精神の特徴

そのSAMURAI精神の特徴は、All Zero化する力でした。

これまで大切にしていたものを手放して、水に流し、白紙にしてしまえる力です。

これによって、東洋で唯一単独で近代革命に成功したのでした。

水に流して白紙にしてしまえる力を使うと、

強力な敵も、味方になってしまいます。

敵として戦っていたものが、自分と同一化してしまうわけですから。

この能力を集団で発揮してきたのが、日本なのです。

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SAMURAI1.0とSAMURAI2.0の違い

明治維新のバックボーンであったSAMURAI精神を1.0バージョンとすれば、

令和維新のバックボーンとなる進化したSAMURAI精神2.0バージョンとは、どんなものでしょうか?

令和哲学カフェで、ノジェス氏は、

SAMURAI1.0とSAMURAI2.0を対称性で表現し、

SAMURAI1.0が、命以上に大切なもののために命を懸ける「死二方勝負」

とすれば、

SAMURAI2.0は、生きたまま死ぬ「生き方勝負」

とおっしゃっていました。

誤解されやすいので、急いで補足すると、「生きたまま死ぬ」とは、

「生まれたり死んだりは、今ここでもウルトラスピードで量子力学的に繰り返されており

認識の主体は、体の自分ではなく、

生死の外から生死を生み出す動きそのものということ」を理解するという意味です。

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SAMURAIの心でピースリーダーシップを

この日本のSAMURAIの心からすれば、

人類を進化させるためには、

そもそも戦争を仕掛けているところに勝たせるわけにはいきません。

ウクライナがロシアを完全に押し返し切ってしまうまで、

日本は、自由諸国に影響力を与え続けるリーダーシップを発揮すべきでしょう。

バイデンさんが自由諸国をまとめ切れないのであれば、

日本が明確に主張してしまえばよいのです。

教育で戦争のできない人類にしてしまう日本のMISSION

発揮するきっかけになることでしょう。

日本が早く目覚めることを望みます。

今日の話題は、令和四年6月1日第480回の令和哲学カフェの内容からのものです。まだアーカイブが残っているようでしたら、こちらからご覧いただけます。↓↓


4児の父。事業経営者。かつて、どんなに努力しても未来が見えず、家庭でも会社でも孤独に悩み、ついには癌の体に。そんな時に未来技術に出会い、全ての悩みの原因が思い込みの呪縛だと悟った時、殻が破れました。実は私だけでなく日本そのものが同じ姿です。日本を目覚めさせたくこの活動をしてます。