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受け取り方次第で見方が変わる(サクラ語録1)

この子は全く何を考えているのか分からない。頼んだこともやらないし、そもそも私の話を聴いていない。私が忙しいのに手伝おうともしない。普通、これだけ忙しそうにしていたら少しは手伝うものじゃないか。
長男に対してそう思っていました。私だったらこうするだろうに、、、が、全く通じないので、何を考えているか分からず、イライラしていたのです。
ところが、ある時、気質の話を聴いていたら、どうやら長男と私はタイプが違うらしいのです。そして長男と同じタイプの人と話をしていたら、長男がどう考えてどう感じているのか分かりました。
私は相手の様子を見て、合わせるタイプ。荷物を持った人がいたらドアを開けてあげて、ありがとうと言われることに喜びを感じます。そして、誰かが忙しそうにしていたら、手伝ってあげないと、と思います。
ところが、長男は自分が荷物を持っていても、自分でドアを開けたいタイプ。開けてほしいと思っている人がいるなんて、これっぽっちも思っていません。だから、私のようなタイプに人がドアを開けてくれたとしても、なんで自分が空けようと思ったのに、、、と、感謝などしません。誰かが忙しそうにしていることになんて、気づきません。
つまり、本人に悪気があるわけでもなんでもないのです。気づかないのですから。
それに対してイライラしても、長男にはなぜ私がイライラしているのか全く分かりませんから、当然反省などしません。
つまり彼に対して「ああそうか、そういうタイプの人なんだな」と思ったら、彼に対する私の見方も変わりました。周りは見えない代わりに、一つのことに集中した時に出すパワーはすごいのがこのタイプ。それが分かると、私の言うことを聴いていないのではなく、何かに周流していて耳に入っていないのだということも分かりました。
なんでも一つの面からだけ見て判断すると、大事なことを見落としてしまいます。

不可解なことをする、イライラするという人に出逢ったら、この人は、なぜこういう反応をするのか?と考えると、相手の見方も変わるかもしれません。


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