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私が口角を上げる✨と決めた日

🟣まずは私の中学生の頃のエピソードから

中学生の頃、友だちとの些細な口論がきっかけで、女子生徒の大半から敬遠される時期がありました。

いつものように、朝学校に行って挨拶しても、私の声が聞こえないかのように、返事が来ない。視線もこない。

この日を境に私は学校で一人になりました(孤独な気持ちでした)

楽しかったはずの学校が苦痛で仕方ない。人が怖い。体調に異変も出ました。

そして、一週間、学校を休みます。

そんな時、一冊の本に出逢いました。
相田みつをさんの『人間だもの』です。

〜幸せはいつも自分の心が決める〜

相田みつをさんの経験から生まれた、たくさんの言葉が私の心の支えになりました。

「私は、いろんな経験をすることで、どんな時も幸せを感じられる自分になるために生まれてきたんだなぁ。どんなことも次に活かせる糧になるんだなぁ。」

そんな風に感じて、
「それなら、毎日を楽しく過ごすにはどうしたらいいだろう」と考えて生まれたのが
手のひらにⓈ Ⓜ Ⓘ Ⓛ Ⓔを描くことでした。

手のひらを見るたびに、口角をあげよう☆そして、返事がなくても、自分から挨拶していこう✨

もちろん勇気は入りましたが、
一週間後から学校へ行き始めました。

卒業の日まで、事実は変わらなかったですが、明らかに私自身が変わりました。

どんな辛く苦しい経験も、自分が自分になるために必要な経験。

そして、口角を上げることで、不思議と元気が湧いてくる✨

これが私が口角を上げる☆と決めた始まりのお話しです。

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🟣今、振り返ってみて


親は子どもに教育を受けさせる義務はあるけれど、学校は絶対に行かなければならないところではありません。

でも、いまだに学校に行くことが当たり前の風潮があり、私の学生時代は尚のことでした。

両親は、学校に行って欲しいと思っていたのかどうかはわかりませんが、私には一言も急かすようなことは言いませんでした。

一週間だけ学校を休んだ後、再び行き始めたのは、どこか私の中で行く前提の義務感があったのかもしれないなと感じます。

相田みつをさんの本との出逢いによって、自分の在り方を変えてみようと思えたことは大きなきっかけでした。
ただ、それ以外にも自分を見失わず自分と向き合い続けられたのにはたくさんの存在がありました。

両親や親戚の存在。
気づかなかった友だちの存在。
学校以外での出逢う人の存在
そして多くの本との出逢い。 etc…

学校に行きたいけど、行けない。
学校に魅力を感じず行きたくたい。
いろんな思いがある中で、
いちばん大切にしていきたいことは
やはり、自分です。

世間や周囲の価値観に惑わされずに自分が大切に思うことを貫き通していけたらステキだなと思います。

そして、中学生の私は笑顔を忘れずに日々を過ごすことに視点を向けて、手のひらにⓈ Ⓜ Ⓘ Ⓛ Ⓔを描くことで自分を励ましていきました。

自分の笑顔が増えると必然的に周りの反応も変わります。
傍観者にでさえ怯えていた日々でしたが、少しずつ自分の居場所が出来てきたことは笑顔のお陰だったなと感じます。

いつも笑っていられるわけではないですが、思い出した時だけでもニッコリ笑ってみる😄
そんな時間を作るために描いた手のひらのスマイルは、これからも私の原点になっていき続けるのだなぁと今改めて感じています✨

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