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忘年会で若手貧乏ディレクターに話したお金の話。貧乏会社員ほど家を買って投資信託すべし。

年収は簡単には上がらない。副業もできる気がしない。そんな悩みを持っている人は多いはず。そんな人には中古の家を買って家賃を節約して、その分投資信託をiDeCoや積み立てNISAで行うことをお勧めしています。いや私ウェブ屋さんですけど、取引先の若手ディレクターさんとかデザイナーさんにそういう話をしてあげると「知らなかったーっ」と喜んでもらえるのでちょっとその話をしようと思います。ディレクターのポン吉くん(仮名)にしたお話をご紹介しましょう。

「最近忙しくて、自炊できてないんすよ。毎食コンビニっすね」

ポン吉くん:お金ないんですよね。どうしたらいいすかね?

私:副業でもしたら?

ポン吉くん:いや、もう平日仕事おわって、土日もたまに仕事してるじゃないですか。気力がつづかないっすよ。。

私:まあ真面目にはたらいてるもんね。もっと手をぬいたら?

ポン吉くん:仕事は面白いんで手は抜けないっすよね。

私:仕事をモチベーションもってやれるのはいいことだよ。でも副業でお金をふやせないなら、生活費を削るのが一番手っ取りばやいよ。いま一人暮らしだよね。

ポン吉くん:はい。一応彼女いるんで、そろそろ同棲するかもしれませんが、まだ踏ん切りがつかないんですよね。

私:お金がなくて、、、ってやつ?

ポン吉くん:そうなんですよね。ある程度お金ないとね、っておもうんですよね。

私:そうするとまずは食費からかな。自炊してないよね、多分。

ポン吉くん:はい。ほぼコンビニっすね。

私:コンビニのサラダおいしいよね。でもコンビニでサラダとサンドイッチとスープとペットボトル買うとほぼ1000円くらいになるよね?毎食だから一日3000円つかってるってこと?

ポン吉くん:まあ、本当に全部コンビニってわけじゃないっすけど、ほぼ外食だからそうなりますね。お酒も買うし、飲み会とかもあるし。

私:じゃあ、月の食費は10万円超えてるよね?

ポン吉くん:そうっすかね、そうなんですかね。そうですね。。そういわれると結構お金使ってますね。。

私:いま神奈川だっけ?結構駅から近いとこすんでるよね、きっと。

ポン吉くん:まあそこそこ歩きますけどね。もう長いんで、町に愛着がでちゃって、結構気に入ってるんですよね。

私:家賃7万以上するでしょ?

ポン吉くん:まあ、それぐらいしますね。

私:じゃあ、食って、寝て、電気と水道と光熱費と携帯代で20万以上使ってるよね。

ポン吉くん:まあ、そうですね。

私:貯金とかしてないよね、きっと

ポン吉くん:いや、ちょっとはしますよ、ちょっとは。

私:それたまに旅行とか大きな買い物するからいま銀行に30万くらいしかはいってなくない?

ポン吉くん:いや、もっと少ないです。。

死んじゃう、倒れちゃう。その前に資産を作れ!

忙しく働いていると、世界のことが見えなくなります。自分の財布のことも見えなくなります。投資とか副業で稼いでいる人を見ても、「自分はそういうのわかんないんで、いまの仕事でがんばって稼ぐ」と思って全然投資をしてきませんでしたが、最近すごく後悔しています。というのも自分が死んだ後を考えるようになったからです。

自分が死んだら、家族はお金がもらえません。個人事業とか小さな会社は、死んだ役員や社員を助ける仕組みがありません。あっても十分それだけで食べていけるわけではありません。自分がもし死ななくても、自分が病気になって「しばらく」または「長期間」働けなくなったら家計は崩壊します。まじやばいわけです。

会社の売り上げの大半が自分じゃない人に保証されている場合は心配しなくてもよいでしょう。大手IT会社ではうつ病という名の心の風邪をひいて、半年とか休む人もいます。でも少数精鋭で、メンバーの腕っぷしに依存する割合が高い場合、死活問題です。もし一人で働いている人、数人の会社で頑張っている人は、仕事できなくなったり、仕事が半分になって生活できそうですか?資産がないと詰んでしまう人、少なくないはずです。副業もできない。貯金もない。そういう人はどうしたらいいんでしょうか。ポン吉くんとの会話に戻ります。

中古の家を買うと家賃が節約できる。その分投資信託を積立できる

私:ポン吉くんはさ、もうこの会社長いんだよね?

ポン吉くん:そうっすね。3年半くらいになりますかね。

私:じゃあさ、家を買うといいよ。

ポン吉くん:い、家っすか?

私:そう、家。彼女と同棲する前に、古い家を買う。それで自分がそこに引っ越すわけ。いま神奈川でもたって30年とか40年の家で、ちょっと駅から遠い家だったら、1000万円切る物件もあるし、ぼろくてせまくてもいいなら500万円以下の物件もある。そういう物件のトイレとお風呂だけ新しくして、住むといま払ってる家賃よりも毎月2万くらい落とせるよ。

ポン吉くん:ぜんぜん考えたことなかったですね、家。でもなんで家を買うと家賃が下がるんですか?

私:結構ぼろいけど、駅まで15分の平屋があるとするじゃん?

ポン吉くん:これすごいっすね。築95年とか!

私:この物件は420万ってかいてあるけど、35年ローンで買えたとしたら、月1.2万円で買える。

ポン吉くん:1万円台!まじっすか?

430万円の物件を35年ローンで買った場合

私:4倍の1720万円の物件でも4倍の4.8万円で買えるわけ。実施は不動産者さんに払う手数料とか登記代とか税金もあるからもっとお金かかるけど、だいたいのお金はこれでわかるわけ。

ポン吉くん:で、お小遣いを稼ぐには、どうしたらいいんですか?

私:例えば、iDeCoで毎月2万円投資信託したい場合は、2万円家賃を下げることができる家を買うように探せば、お給料が変わらなくても貯金ができるわけ。

https://note.com/wakuwaku20/n/n515d295f6c3d

ポン吉くん:おお!じゃあ、家賃7万円の場合、月5万円くらいで買える家を探せば、月に2万円お小遣いが増えるってことですね。

私:うん。実際は手数料とか登記するお金とか税金とかあるからもう少しかかるし、トイレとかお風呂を新しくすると100万か200万くらい必要かもしれないけどね。そういう細々とした家に関するお金の話は、平日にひまそうにしてるスーモカウンターとか、不動産屋さんとかに聞くと、物件情報と一緒に無料で詳しく教えてくれるから。

ポン吉くん:まあすぐに家を買うとかはまだ無理ですけど、ちょっと探してみようかなって気になりました。あざっす!

私:(まあそうだよね。でも3年後とかに思い出してくれたらいいな)

サラリーマンの人は借金して家を買うとお小遣いが増える

サラリーマンの人で勤続1年以上の人は、銀行からローンを組んでお家を買うことができるようです。マンションの場合は、駅に近い物件を狙ってください。一戸建ての場合は、庭があって駐車場2台を確保できる物件がいいでしょう。年収が低いからとか、貯金がない人でも、自分が住む家なら大丈夫。首都圏でも広さ・便利さ・古さを我慢すれば200万円台で買えます。リフォームに200万円かけても400万円台です。リモートワークだから通勤関係ないという人はいますごくチャンスです。

将来独立したい人にもお勧め

将来独立したい人は、お金をすぐ借りる必要がなくても、自分が働けなくなった時のための運転資金としてお金を事前に借りておくことをおすすめします。というのも、働けなくなってから銀行に相談に行ってもお金を貸してくれないからです。だいたい半年分の売り上げ(無理な場合は半年分の経費)は余剰資金として持っておきたい水準として考える方がよいと思います。

その時に、代表者が家を持っていると信用がされやすくなります。ローンで買っている家でも問題ないです。家をすでに持っている事が信用になるみたいです。ローンを組んだ銀行でお金を借りるとより付き合いが増す、という面もありますね。

というわけで年収変わらないなら家を買って節約した家賃を投資に回そうという話でした。



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