【モーニングエッセイ06ただの何者でもないあなたへ】変わり続けることの自由を味わい尽くす。

朝のじかんに、浮かんだこと書くというルーティンを始めようと思いつきました。書く時間はまちまちでも、その中身は朝のじかんに決めていきたいと考えています。

流れでここへたどり着いたあなたへ、通勤のじかん、帰宅のじかん、通学のじかん、家事のじかん、休暇のじかん、1日の終わりの寝る前に…など、いろんな時空を超えて何かの灯火になるようなことを書きたいと希望します。

あなたは何者なんだろう？肩書きはいろいろあると思います。代名詞も。

それらは、しっくり馴染んでますか？お気に入りですか？

わたしは、わたしってほんとうは何者なんだろう？と考え続けてます。どんな答えが導き出されても、、、しっくりこないから。

名前さえしっくりきていません。付けられて50年近く経つのに。

あなたはどうですか？

そんなわたしが考えてる最近のことを書きます。

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家のことをここまで赤裸々っぽく書くのって、たぶん初めてなんじゃなかろうか？（しかも誰でも読めるほうのフリー記事で）

というくらい最近、もちろん全部は書けないけどいろいろ書いてみている。前編と後編を書いたあとに、見てたんじゃない？？←誰が？w

というタイミングでまた入院中の母からと病院からも電話あったりして、少しバタついていた。また危うくあらかじめ入っていた全てのスケジュールをキャンセルして都合を合わせてしまうようなシチュエーションにもなった。

先回りしてあちらの気持ちを汲んですぐに承知しないで、まず自分がどうしたいのか？を今回は考えて、母にも状況を具体的に素早く確認し、こちらはこの期間は行けないけど、この日からなら大丈夫だと伝えられた。そうしたらこちらの予定通りで良いというところに落ち着いたのだった。結局、流れ的にそのスケジュールの方がよかったのだということも今日になってわかった。まとめてあちらでの用事はなるべく済ませたいので。

わたしの仕事のスケジュールはまちまちで、融通も効くし忙しいというわけでもない、対面での仕事は今ほぼないのでオンラインで済むこともあるのだけど、

もちろんそれ以外の自分の家の都合や個人的な予定などもあるし、

合わせられるからといって、全てを飲み込むことはないのだなと今更ながらあらためて感じた。

合わせられるほうが合わせればいいんじゃない？

という考え方って、自分の中に無意識に存在してたと今回のことであらためて気づいた。

一見、謙虚であったり、相手を慮る考え方にも見えるけど、でもそれって、

自分はどうしたいのか？ということを置き去りにしていたり、そうやって相手に委ねるフリをして、自分で決めたくない、責任を負いたくない…ということが元にあるのかもしれない。

今朝気付いたこと。

これまで病気らしい病気はせず元気だった母。仕事熱心ではあったけど楽天家でお金周りのことなど一切しない父に代わり、子育て家事も含め家のことを結婚してから80歳までほぼひとりでやってきてその上で70過ぎくらいまで働いていた母。口は悪い不満ばかりの印象だけど、強いひとだったんだなと。

病気になって、からだもそうかもだけど発しているエネルギーが弱っていく母を見て、ますますそう感じた。

そして、わたしや家族はその強い母に結局は頼ってきたんだな。

共依存の関係だったのだ。家族って難しい共同体だ。最小単位の共同体が体の中の細胞のように体は身近だけど自分ではその細胞のひとつも見れない…近いけど複雑で難しい、ほんとうは大切なのに難しい。他人だと分かり合おうという姿勢が出てきやすいけど、言わなくても、見なくても、わかるでしょとおざなりにしがちなのは、自分のからだも家族も一緒だなと思う。

身近過ぎて見えない、見ようとなかなかできない。

母との長年のパワーバランスが完全に変わった今、

お前はどうしたいのか？？ということを

大きな何かに、あらためて問われているのも感じる。

わたしも母のこと、何も知らなかったのかもしれない。

気づくのが遅かった。

しかしまだ母もわたしも生きている。

むしろこれからなのかもしれない。この地球で共有出来るじかんは例えあと少しでも、まだまだこれから始まることもきっとある。

最期のその時まで日常の奇跡は密やかに起き続ける。生きるってそういうことなんだなと最近思う。

家族とのことだけでなく、あたらしくなった視点で眺めた世界が、どうなるのか？をその都度感じて見ていこう。

お前はどうしたいのか？？という問いに、

それが死ぬまでし続けたいことひとつだと答えたい。

変わり続けることの自由を味わい尽くす。

人はいつだって変われる。何者でもないからこそ、いつだって何者にもなることも、ならないことさえも自由だ。

わたしはそう思う。