マガジンのカバー画像

u-note(宇野常寛の個人的なノートブック)

宇野常寛がこっそりはじめたひとりマガジン。社会時評と文化批評、あと個人的に日々のことを綴ったエッセイを書いていきます。いま書いている本の草稿や没原稿、なども載せていく予定。SNS…
僕はもはやFacebookやTwitterは意見を表明する場所としては相応しくないと考えています。…
¥980 / 月
運営しているクリエイター

#SNS

「個人的なノートブック」を再開します。

突然ですが、個人のノートブック(定期購読マガジン)を再開します。3年ほど前に、実は少しだ…

宇野常寛
2年前
225

これからの公共性の基盤として「つくる」主体と「捨てる」主体を考える

 今日は昨日の議論の続き、というか関連して「公共空間」について考えてみたい。  僕は少し…

宇野常寛
3週間前
30

物事を「つくる」快楽は確実に存在する。しかしそれを「感じる」のは「相対的に」難し…

 今日は昨日の続きで、制作(work)の快楽をどう評価するか、という問題について考えたい。 …

宇野常寛
4週間前
32

ニューヨークで考えた現代の「都市」が失った機能とその意外な回復方法の話

SNSに逐一投稿するのが面倒だったので、ここで知る人も多いと思うのだけれど実は先週に5日間ほ…

宇野常寛
3か月前
35

在野研究者やフリーの書き手がもっと「食べやすく」なるために整備したいある回路につ…

さて、今日はちょっと真面目な話をしたい。少し前に磯野真穂さんのブログで在野研究者の「お金…

宇野常寛
3か月前
46

『薬屋のひとりごと』と「正義感」の問題

実は昨日、一昨日と胃腸炎とそれに伴う発熱(38.9度まで出た)で寝込んでしまっていて、昨日の…

宇野常寛
3か月前
48

政治的な「対話」が自己目的化して民主主義が壊れそうになっている今、一番必要かもしれないことは何かという話

 僕が先月からはじめた連載『ラーメンと瞑想』は、「食」をテーマにしたエッセイのような、小説のような、そして批評のような文章なのだけど、そこにほんの少しハンナ・アーレント『人間の条件』についてのダイアローグが登場する。  僕はこの数年アーレントについて考えることが多く、2022年に出版した『砂漠と異人たち』や、この夏発売予定の『庭の話』などの著作にも度々引用している。今日は、このアーレントの議論を肴に、少し抽象的なことを考えてみたい。  広く知らてているようにアーレントは『

ネット上の「言説(情報)」の検証コストが上がり続けた結果何が起こるかを、「格差」…

 今日は、ちょっと思考実験的なことをしてみたい。それは「分断」というものと社会はどう向き…

宇野常寛
3か月前
42

「敵」に対しては「何をしてもいい」という発想(のネットリンチ好き)は今のイスラエ…

さて、今日は僕が人間を信用する「基準」について書きたいと思う。まあ、改めて書こうと思った…

宇野常寛
4か月前
62

災害や戦争のニュースに感じる「後ろめたさ」に向き合うために、僕が自分に課している…

元旦から気分が滅入るニュース続いてしまって、何を書けばいいのか……と思わずにはいられない…

宇野常寛
6か月前
130