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u-note(宇野常寛の個人的なノートブック)

宇野常寛がこっそりはじめたひとりマガジン。社会時評と文化批評、あと個人的に日々のことを綴ったエッセイを書いていきます。いま書いている本の草稿や没原稿、なども載せていく予定。SNS…
僕はもはやFacebookやTwitterは意見を表明する場所としては相応しくないと考えています。…
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運営しているクリエイター

#押井守

「個人的なノートブック」を再開します。

突然ですが、個人のノートブック(定期購読マガジン)を再開します。3年ほど前に、実は少しだ…

宇野常寛
2年前
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クリストファー・ノーランと『オッペンハイマー』を考える上での整理(または『オッペ…

 先日、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』をようやく観てきた。この映画に…

宇野常寛
4か月前
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これからのアニメーションに必要なのは「ロボット」や「美少女」といった「戦後的な」…

先週末は金沢の21世紀美術館にて、『機動警察パトレイバー2 hte Movie』上映会のトークセッシ…

宇野常寛
9か月前
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新海誠が「世界を美しく描く」のは、劇映画(の類)による「風景への介入」という回路…

突然だけれど、僕は今日45歳になった。誕生日と言っても明日から出張なのと、落としそうな原稿…

宇野常寛
9か月前
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作者の仕掛けたゲームを「攻略」する「考察」よりもゲームの成立条件を問う「批評」の…

今日は僕なりに「批評」というものについて考えてみたい。結論から述べると、僕は「批評」とい…

宇野常寛
9か月前
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『逆襲のシャア友の会』に嫉妬する

庵野秀明編集の『逆襲のシャア友の会』が復刊された。これは1993年に発行された同人誌で、庵野…

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宇野常寛
1年前
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爆心地のイエローサブマリン(そして、「忘却する力」をめぐって)

原子爆弾の落ちたその場所で 講演の仕事で、久しぶりに広島に行ってきた。講演会場と宿がともに原爆ドームのある平和記念公園の近くだったので、空いた時間に足を運び、散歩をした。早い時間の新幹線しか取れなかったので、それでもまだ少し時間が、しかしカフェに入って書き物をするには短い微妙な時間が空いていた。そこで、僕は考えた。この時間を有効に使う方法を。そしてある結論に達して、僕はGoogle Mapを起動して、そして検索窓にこの単語を入れた「模型店」と。 広島の原子爆弾の炸裂した爆

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