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加藤るみの映画館(シアター)の女神

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タレント・加藤るみさんが大好きな映画について語り尽くす人気エッセイの3rdシーズンです。ミニシアター系からハリウッド大作まで、ジャンルにとらわれずに独自の感性で作品の魅力に迫りま… もっと読む
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#映画

『2つの人生が教えてくれること』──正反対のifストーリーに共通する幸福|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、最終回をお届けします。 今回紹介する作品は、Netflixで配信中の『2つの人生が教えてくれること』です。「母としての人生」「自らの夢を叶えた人生」2つのifストーリーを歩む女性を描いた本作。同じ女性として、今後の人生を見据えたるみさんは主人公・ナタリーの姿に何を思うのでしょうか。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第31回 『2つの人生が教えてくれること』──正反

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『リコリス・ピザ』──ありふれたボーイミーツガールを一変させるラストシーン|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第31回をお届けします。 巨匠、ポール・トーマス・アンダーソンの5年ぶりの新作長編『リコリス・ピザ』。鑑賞後、思わず叫びたくなったというるみさんが、同作の「焦れったいボーイミーツガール」を解説します。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第31回 『リコリス・ピザ』──ありふれたボーイミーツガールを一変させるラストシーン|加藤るみおはようございます、加藤るみです。

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『セイント・フランシス』──女性の心身の本音|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第30回をお届けします。 SXSW (サウス・バイ・サウスウエスト)フィルムフェスティバル受賞歴を持つ『セイント・フランシス』。中絶や子育てといった女性にとって生々しい現実を扱った本作に、るみさんは何を思うのでしょうか? 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第30回 『セイント・フランシス』── 女性の心身の本音|加藤るみおはようございます。加藤るみです。 ちょっと

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『メタモルフォーゼの縁側』── BLが結ぶ女子高生と老婦人|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第29回をお届けします。 今回紹介するのはBL好きの女子高生と老婦人の不思議な絆を描いた『メタモルフォーゼの縁側』。「好きなことで繋がること」の美しさに、るみさんは何を感じたのでしょうか。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第29回 『メタモルフォーゼの縁側』── BLが結ぶ女子高生と老婦人|加藤るみおはようございます、加藤るみです。 先日、佐賀県・唐津へ行ってき

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『三姉妹』──理不尽な現実を生きる娘たち|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第28回をお届けします。 今回紹介するのは韓国映画の『三姉妹』。理不尽な現実を生きる女性たちを生々しく描いた本作に対し、「胸糞だけど後味は爽やか」と評するるみさんが思うこととは? 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第28回  『三姉妹』──理不尽な現実を生きる娘たちおはようございます。加藤るみです。 最近引っ越しをして、三人暮らしが始まりました。 わたしは結婚していて夫

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『カモン カモン』── 中距離の家族関係|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第26回をお届けします。 今回紹介するのはホアキン・フェニックス主演の『カモン カモン』。叔父と甥っ子の絆を描いた本作に、るみさんなりの家族への思いが重なります。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第26回 『カモン カモン』── 中距離の家族関係|加藤るみおはようございます、加藤るみです。 さぁ、アカデミー賞の季節がやってきました。 日本映画は濱口竜介監督の『ド

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『ブルー・バイユー』『白い牛のバラッド』──時代に共通する生きづらさ|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第25回をお届けします。 今回紹介するのは『ブルー・バイユー』と『白い牛のバラッド』。移民問題や死刑制度など、矛盾を抱えた社会制度が描かれた映像作品から、現代における「生きづらさ」について加藤さんが分析します。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第25回 『ブルー・バイユー』『白い牛のバラッド』──時代に共通する生きづらさおはようございます、加藤るみです。 最近は、

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加藤るみの2021年映画ベスト10|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第24回をお届けします。 今回は(年明けですが)昨年を振り返り、2021年公開映画から加藤るみ的トップ10を発表。連載中に紹介しきれなかった作品も含め、ぜひチェックしてみてください! 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第24回 加藤るみの2021年映画ベスト10あけましておめでとうございます。 加藤るみです。 新年一発目の「映画館の女神」は、デロリアンでタイムスリップし

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『ザ・ホワイトタイガー』──「歌って踊らない」インド映画から見つめ直すカースト制度|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第17回をお届けします。 今回ご紹介するのはNetflixオリジナル作品『ザ・ホワイトタイガー』です。一部地域では現在も根強く残るインドのカースト制度。本作は身分の差に苦しむ青年・バルラムが差別意識を持つ上流階級の人々に立ち向かう姿を描きます。 るみさんは本作を観て、単なる「サクセスストーリー」とひとことで言い表すことはできない、深く胸に突き刺さるものを感じたようです。 加藤るみの

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『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』──「失ってから気づく系男子」の更新形|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第15回をお届けします。 今回紹介するのは『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。夫婦の愛情を描いたフレンチラブコメディです。突然訪れたパラレルワールドで、夫のラファエルが妻との愛情を取り戻そうと奮闘します。 「大切な人を失ってからその愛に気付く」タイプの主人公を「ぬるい男」と一刀両断するるみさんですが、本作の主人公は一味違ったようで……? 加藤るみの映画館(シアタ

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『花束みたいな恋をした』── 恋の終わりは苦いもの、だけじゃない|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第12回をお届けします。 今回ご紹介するのは『東京ラブストーリー』『最高の離婚』『カルテット』などで知られる脚本家・坂元裕二脚本の『花束みたいな恋をした』です。 終電を逃し、偶然出会った大学生ふたりが、恋に落ち、同棲し、社会人になっていく、その過程を丁寧に描いた本作。20代前半に新宿ルミネのお笑いライブに足を運び、映画を愛し、部屋でレコードを聞く日々を過ごしていたるみさんには深く深く

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激動どころじゃない2020年! 今年の映画ベスト10|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第11回をお届けします。 今回は加藤るみさんが選ぶ、2020年の映画ベスト10を発表します。 『パラサイト』の韓国映画として初のアカデミー賞受賞にはじまり、新型コロナウイルスの感染拡大により映画館で鑑賞することそのものにも変化が起きた2020年。そんな激動の1年間で公開された作品の中から、るみさんが選んだ10本とは? 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第11回

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『The Witch/魔女』──キム・ダミという名の感情凶器|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第10回をお届けします。 今回ご紹介するのは、平凡な女子高生が秘められた力を覚醒させ、天才サイキッカーとして戦うアクション映画、『The Witch/魔女』です。 2018年に公開され、韓国国内では観客動員数318万人を超える大ヒットとなった本作。洗練されたサイキックバトルの演出と超展開のストーリー、そして新人賞を総なめにした主演女優の名演技が光る本作の魅力を語り尽くします。 加藤

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