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「怖い」とはどういうことか?

こんばんは!
今日は私もそうですが、世の中の心霊マニアの皆さんが大好きな「怖い」とはどのようなことか少し考えてみたいと思います。

不思議ではないでしょうか?
楽しい、面白い、美しい、美味しいなどポジティブな感情はみんな大好きですが、「怖い」というネガティブな感情に魅了されてしまうのはどうしてなのか?同じようなネガティブな感情だと「悲しい」もありますが、映画やドラマを観て泣いてスッキリしたい、という方もいるのでネガからポジに転換する場合もあるのでしょうか。

では、「怖い」とはどのような感情なのか?
goo辞書では以下のような意味と出てきました。

  1. それに近づくと危害を加えられそうで不安である。自分にとってよくないことが起こりそうで、近づきたくない。「夜道が—・い」「地震が—・い」「—・いおやじ」

  2. 悪い結果がでるのではないかと不安で避けたい気持ちである。「かけ事は—・いからしない」「あとが—・い」

  3. 不思議な能力がありそうで、不気味である。「習慣とは—・いものだ」
    恐ろしい用法

いずれも私たちにとっては遭遇したくない事象ばかりです。私も夜に一人で心霊スポットを訪れる際には怖くて仕方がありません。もう使われていない真っ暗なトンネルの奥に何かいるかもしれない。険しい山道で動物に遭遇するかもしれない。もしかすると不審者がいて危害を加えられるかもしれない。goo辞書に書いてある通り本当に怖いのです。

では、どうして私たちはこのような「怖い」に魅力を感じるのか?
ひとつの考察として、心霊マニアが求める「怖い」が「非日常」であるからではないでしょうか。

私たちの日常(仕事や育児、通学や友人との余暇の時間など)の中で「怖い」と感じることは確かにあります。厳しい上司に怒られる、大切な家族が交通事故に遭遇するなど。それらに対して、幽霊に遭遇する、心霊現象を目撃することは普通では考えられません。そのような非日常の体験であるからこそ、私たちは魅力を感じるのではないでしょうか。まさに「怖いもの見たさ」ですね。

ただ、実際に心霊スポットに一人で訪れる時の怖さと画面を通してTVやYouTubeの心霊コンテンツを観ている時の怖さはまた違った怖さがあると思います。恐怖がリアルなのです。このあたりの心霊スポット探索時の怖さは別の機会に。

TAQ

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